【勝手放談】口先三寸の首相:総裁選前倒しに・解散風吹かせる脅し!

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参院選総括報告で「解党的出直し」というも!
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首相は党4役の辞意を預かり進退を首相に一任!
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9月2日の自民党両院総会で参院選総括を茶番で終えた。そもそも石破を総裁選で選んだのは、高市を総裁にしたくないから決戦投票で石破を選んだだけ。政治手腕に長けているわけでもなく、万年一匹狼が「人材不足の中でフロックで総裁になれた」わけだが、案の定党内では浮き上がった存在で、森山議員しか頼れず「頼んで幹事長になってもらった」ことで、大臣、副大臣に石破グループから出したのほんの一部だが、衆院選で敗けたのは裏金議員に2000万円の陣中見舞いを出した森山幹事長、了承したのは石破首相。簡単に言えば森山政権なのだ。
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要するに、人事・カネ・大臣指示をひっくるめ「野党折衝ま」まで森山幹事長でなくては夜も明けない状態。幹事長の支配下から抜け出せず、参院選の惨敗から7月28日に両院懇談会を経て両院議員総会を開き参院選総括を報告しても、衆院選の総括は一切せず「森山幹事長以下4役の責任もあいまい」にしている事自身何の反省もないことに、自民党の政治責任の取り方に誰しもが不審を抱いている。
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7月28日以来、責任を取るそぶりを見せ、ダラダラと時間を稼ぎ不満派のガス抜きを計り報告会は9月2日の両院総会でなされたが、砂丘の風紋のように捉えどころのない総括だった。
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誰もが思う、幹事長は「解党的出直し」を明記した参院選の総括文書を読み上げ「目標とした結果を残すことができなかった、選挙の責任者は幹事長である私だ」と述べ、辞任すると表明したが「任命権者である石破総裁に進退をお預けした」と説明し、石破首相は「適切に判断するが、1年間、政権を続けることができたのは、森山幹事長につらくて厳しいことをやっていただいたからだ。余人をもって代え難いと今でも思っている」と話し、自身の政権継続を押し進めようとし、加えて他の3役の辞任も預かるとした。
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党内の総裁選前倒しに対抗し、石破首相側近を通じ「解散するぞ」と脅しをかける始末。一部の議員は総裁選賛成表明を引っ込めた。議員常識から考えて、何の準備もせず解散して総選挙を強行したら、自民議員196名の半分は落選するんじゃないか。比例議員79名は自民の自力投票ではない、公明党の応援票で成り立っている。小選挙区エリアだって公明党の推薦でプラスになっている部分がある。
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何処まで落選議員が増えるか、やれるものならやってみろ。解党的出直しどころか、小泉純一郎が出来なかった「自民党をぶっ壊す」ことが石破首相ができる最大の功績になるかもしれない。
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9月8日、総裁選前倒しか、自民党をぶっ壊すか、石破首相度胸あるかな。1年未満であるが、石破内閣の評価は政策項目158の採点は総合評価で57.9、最低評価分野は政治力の47.9である。
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