香川県・外郭団体職員:4800万円余 着服で懲戒免職!

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かがわ県産品振興機構の経理職員!
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約10年間・135回にわたって口座送金!
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香川県の外郭団体の50代の職員が、10年以上にわたって団体の口座から4800万円余りを着服していた。7月31日付けで懲戒免職の処分となった。
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懲戒免職となったのは、県産品の販路拡大などに取り組む、県の外郭団体「かがわ県産品振興機構」に勤務していた50代の職員。
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団体によルと、男性職員は、高松市の栗林公園にある県産品アンテナショップ「栗林庵」の経理を担当し、2024年5月までの10年以上に渡り団体の口座から自分名義の口座に売り上げの一部、4800万円余りを振り込んでいた。
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職員は2025年5月に入院し、業務を引き継いだ別の職員が2025年8月気付き、取引先に商品の代金を支払ったことを示す過去の振込依頼のデータの中に男性職員名義の口座があることに気づき、調査の結果、不正が発覚した。
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経理担当だった2013年12月から2024年5月まで135回にわたり、取引事業者への納品代金支払いに合わせて自身の口座にも送金。事業者に支払ったかのようにデータを改ざんしていた。
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団体は、職員が入院中で意思の疎通も困難なことから刑事告訴は見送り、職員の成年後見人に着服された全額の返済を求めている。
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かがわ県産品振興機構の小川剛理事長は「県が設立した団体職員の不正は誠に遺憾で県民の信頼を損ね大変申し訳なく思う。再発防止に向けて職員一同で取り組む」と陳謝した。
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