.
消防設備の点検中に酸欠事故!
.
.
.
7月29日午前、大阪・堺市のポンプ場で作業員2人が倒れて、一時、意識がない状態で病院に搬送されました。二酸化炭素が漏れていることを知らせる警報が鳴ったということで、警察や消防が詳しい状況を調べている。
.
.
29日午前10時すぎ、大阪・堺市堺区の「古川下水ポンプ場」で作業員2人が倒れていると消防に通報があった。
.
.
警察によると、倒れていたのは20代と40代の作業員で、意識がない状態で病院に搬送されたが、その後、意識が戻った。
.
.
搬送された2人を含む作業員4人が消防設備の点検をしていたところ二酸化炭素が漏れていることを知らせる警報が鳴ったということで、警察と消防が詳しい状況を調べている。
.
.
当時、発電室では消防設備の点検が行われていて、二酸化炭素を放出して火を消す設備を作動させたことで、2人が酸欠になり倒れたとみている。
.
.
.
.
現場は南海電鉄の堺駅から北西におよそ600m離れた工場などが建ち並ぶ地域。
.
「古川下水ポンプ場」は2025年4月に完成
この下水ポンプ場は、豪雨の際に排水路などから水があふれる「内水氾濫」を防ぐため、堺市が2025年4月に完成させた大規模ポンプ場。
.
.
近くにある2か所の老朽化したポンプ場を統廃合した形で整備され、地上3階・地下4階の構造で、1分間に、25mプールおよそ4杯分の水を排出することができる。
.