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群馬県議相沢崇文容疑者・逮捕直後から!
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逮捕者・自由民主党群馬県桐生市第五支部に計1210万円寄付!
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群馬県桐生市の荒木恵司市長が7月4日会見し、森山享大(たかひろ)副市長(52)が同日付で辞職したと発表。市役所の新庁舎建設工事を巡り、特定の業者が有利になるように入札公告案を変更させたとして県議の相沢崇文容疑者ら4人が公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕された事件で、森山氏は相沢容疑者らが逮捕された6月19日以後、登庁しておらず、警察の事情聴取に応じていた。
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辞職理由は「長期にわたり職務に当たることなく、市政に混乱を招いている責任を強く感じているため」。退職手当の返納の意向を示しているという。荒木市長は「任命責任は重く受け止めている。推移を見ながら自分の出処進退を含めて考えていきたい」とした。
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森山副市長は桐生市議を経て2019年から副市長を務め2期目。市契約等業者指名選考委員会の委員長も務めており、業者の技術提案に関する評価を行う立場にあった。
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群馬県桐生市役所の新庁舎建設工事に関する一般競争入札で、公正な競争を妨げたとして、埼玉、群馬両県警の合同捜査本部は6月19日、公競売入札妨害の疑いで、群馬県議相沢崇文容疑者(49)と、関東建設工業会社役員ら3人の計4人を逮捕した。
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逮捕容疑は、共謀して2022年6月中旬以降、桐生市の新庁舎建設工事の入札に際し、関東建設工業JV側の意見や要望を反映した入札公告案を作成するなどした上、同年10月19日にこのJVに落札させ、入札の公正を害した疑い。
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桐生市の入札報告書によると、入札公告は有識者がつくる審査委員会への意見聴取を行い、副市長や市幹部がつくる指名選考委員会の審査を経て決定する。合同捜査本部は、何者かが電子メールなどを使って入札公告案を漏らし、4人が自分たちに有利な内容となるよう修正し公告に反映させたとみて捜査を進める。
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埼玉県警が別事件の捜査をする中で、今回の入札妨害疑いが浮上した。
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群馬県桐生市役所の建て替え工事を巡り、特定の業者が有利になるよう入札公告案を修正させたとして、県議の相沢崇文容疑者(49)ら4人が逮捕された事件で、相沢容疑者が代表を務める政党支部「自由民主党群馬県桐生市第五支部」が2021~23年の3年間にわたり、業者側から計1210万円の寄付を受けていたことが判明した。
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24年までに公開された同支部の政治資金収支報告書を分析。21~23年の3年間に、同工事を落札した企業体の代表者「関東建設工業」(太田市)からは23年2月26日の100万円など計740万円、同社の下請けに入った「グンエイ」(同)からは23年11月30日に20万円など計470万円の寄付があった。2社からの寄付は計1210万円に上り、支部への寄付計3176万円のうち約4割を占めた。
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