キーコーヒー:京都のイノダコーヒを買収!

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京都市内で9店舗営業!
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老舗も地元客を大事にしないと、、、!
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キーコーヒー㈱は、アント・キャピタル・パートナーズ㈱(東京都千代田区)が運営するアント・ブリッジ5号A投資事業有限責任組合(東京都千代田区)が所有している㈱イノダコーヒ(京都府京都市)の株式を取得し、連結子会社化することを決定。
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キーコーヒーは、コーヒーの栽培・加工・販売を行っている。キーコーヒーは1920年創業。買収の狙いについて「イノダが80年以上『喫茶文化』を継承していることから、強力なパートナーになる」と説明している。
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イノダコーヒは、コーヒー豆の製造・販売、また、京都市を中心に喫茶店等を9店舗運営している。
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【子会社化の目的・背景】
外部環境の著しい変化により、キーコーヒーは、収益力の回復・強化を課題とし、事業構造改革に取り組む一環として事業ポートフォリオ(組み合わせ)の見直しを行っている。
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イノダコーヒは、80年以上にわたり「喫茶文化」を継承し続けていることから、本件M&Aを通じて、キーコーヒーの経営戦略を実現するための強力なパートナーになり、両社にとってのシナジー効果を狙う。
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投資会社アント・キャピタル・パートナーズ(東京)が運営するファンドから、イノダの94・2%の株式を7月30日に取得する。取得額は非公表。
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イノダコーヒー三条店は、2024年10月29日にリニューアルオープンしている。
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京都の常連客は、付けが利いて自分の決まった席でゆっくり出来たが、インバウンド以来外人客が多くなり、常連客も落ち着いて飲めなくなったのか地元客が減っていることは事実だ。
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ちなみに、京都への訪日外国人観光客数は、2025年1月は378万8200人で、前年同月比40%増。2025年2月は325万8000人となり、前年同月比16.9%増で、2月として過去最高の記録を更新となり、京都市内は外人だらけである。
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京都のあぶら取り紙で有名な、よーじゃが6月1日に、嵯峨野嵐山店にて京都発のドリップコーヒー専門ブランド「KYOTO COFFEE」のコーヒーをテイクアウト限定販売開始した。
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京都八条通リにある都ホテル八条店地下1階に開店している喫茶店OMOFUはロビー喫茶とは趣を異にし、若者向きの喫茶で七条の芸大の学生もよく利用している。
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コーヒー豆が値上がりしている中、既存のコーヒー店も訪日客ターゲットでは、京都人から嫌われ時代が代わったとき、生き残れるかは分からない。
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イノダコーヒーは、東京大丸支店、横浜高島屋支店、広島は福屋広島駅前店にもあり、旅人にとっては特別珍しくもなくなってきた。コーヒー豆は全国の百貨店を中心に販売し、ネットでも販売している。キーコーヒーはどう戦略を展開するのだろうか。
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