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賄賂受けていた期間・受注件数大幅増か!
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町長が陳謝・信頼回復に誠心誠意つとめます!
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海田町役場が発注する道路の舗装工事などの契約をめぐり、建設課に勤務する26歳の職員が、業者の選定で町内の土木会社に便宜をはかった見返りに現金や接待など合わせて20万円余りの賄賂を受けたとして、収賄の疑いで逮捕された。
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逮捕者は海田町役場の建設課の技師、岡山光太郎容疑者(26)と町内にある土木会社、「梨真興業」の社長安部真矢容疑者(39)。
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警察によると、岡山技師は町が発注した道路の舗装工事などの随意契約について、安部社長の土木会社が受注できるよう見積もり業者の選定などで便宜をはかった見返りに、2023年から2024年の8回にわたって合わせて20万円余りの賄賂を受けたとして収賄の疑いが、安部社長は贈賄の疑いが、それぞれ持たれている。
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町では随意契約にあたって複数の業者から見積もりを取ることにしていて、警察によると岡山技師は見積もりを取る対象の業者を選定する業務に当たっていたという。
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2人は業務を通じて知り合い、賄賂の内容は、現金が8万円で、性風俗店や飲食店の利用代金が12万円余りだという。
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警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていない。
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【町長 心よりおわび】
職員の逮捕を受けて、海田町は5月11日午後、竹野内啓佑町長のほか幹部職員が出席して会見を開いた。
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会見の冒頭、竹野内町長は「信用を失墜される事態となり、町民の皆さんに心よりおわびいたします。今後、捜査状況や事実関係を確認し、厳正に対処するとともに、服務規律や法令順守の徹底をはかり、信頼回復に誠心誠意取り組んでいきます」と述べた。
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町によると、技師は町が結ぶ随意契約について、業者の選定に意見を述べる立場にあったという。
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今回の業者と町が結んだ随意契約の件数は、ほかの業者と比べて著しく多くはなかったため、幹部職員は気づくことができなかったとしている。
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町は今後、明らかになる内容を踏まえて、再発防止策を検討するとしている。
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