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理事会など一度も開催せず偽装!
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2023年度・市から約4400万円の補助金!
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仙台市内で特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人で、元理事長の報酬をめぐって不適切な会計処理が行われ、理事会の虚偽の議事録が作成されていたなどとして、仙台市は3月27日、この法人に対し改善勧告を行った。
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改善勧告を受けたのは、仙台市青葉区で特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人「グラディーレ」。
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仙台市は元理事長に関して不適切な会計処理が行われているとする情報提供を受けて、2024年9月から特別監査を行っていた。
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その結果、元理事長が約3年間に受け取った2500万円以上の報酬について、評議委員会の議決を得ずに支出していたことや、設立当初から理事会や評議委員会を開いていなかったにもかかわらず、開いたように装った虚偽の議事録を作成していたことが明らかになった。
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グラディーレは2023年度、市から約4400万円の補助金を得ていて、前理事長は、2024年9月に辞任したという。
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市は本来、社会福祉法人は高い公益性を持って財務規律の強化をはかるべきで誠に遺憾だとして、法人に対し5月26日までに再発防止策を報告するように求めてた。
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改善勧告を受けた社会福祉法人グラディーレは「理事長を含めた役員を大幅に交代させるなど改善を行っているところで、引き続き、経営の健全化とガバナンス強化に取り組んでいきたい」としている。
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