汚泥360トン・自社敷地に放置:マニフェストは虚偽報告!

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都内の6市役所から処理請負・処理費1千万円!
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中間処理業者中村組社長を逮捕!
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産業廃棄物の処理を終えていないにもかかわらず、虚偽内容のゴム印を押した管理表を送付して処理が終わったように見せかけたとして、警視庁生活環境課は廃棄物処理法違反の疑いで、東京都国立市泉の廃棄物中間処理業者「中村組」社長、中村国孝容疑者(71)を逮捕した。
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「借金を返済して会社を存続させ、従業員の給料を支払うためだった」と容疑を認めている。同課は2月13日、法人としての同社を書類送検した。
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逮捕容疑は2024年2~9月ごろ、都内の6市役所から処理を請け負った産業廃棄物の汚泥について、最終処分を終えていないにもかかわらず、処分を終えたことを示す内容のゴム印を押印するなどして、虚偽の管理表計195通を6市役所に送付したとしている。
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同課によると、中村容疑者は実在する最終処分業者のゴム印を勝手に作成して管理表に押印し、処分を終えたように見せかけて約1千万円を受け取っていた。6市役所から約350トンの汚泥を受け入れたが、そのほとんどを自社の敷地内に放置していたとみられる。
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不法投棄は偶然の犯罪ではない。法的に罰金・罰則を厳しくしても一時的金儲けに走り、「いづれ逮捕される。いつまで続けれるかだ」と腹を決めた確信犯だ。本人にすれば、1年間は稼げるだろうと思っていたはず。「給料を払うためだった」と言い訳しているが、年商1億円ほどの会社で、官庁廃棄物だけが投棄されていたはずはなく、何年も前から官民の区別なく、敷地に投棄してきたのではないか。
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