ヘッジファンド運営・セガンティ:運用資産の3割7470憶円返還!

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数十人解雇!
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香港に本拠を置くヘッジファンド運営大手セガンティ・キャピタル・マネジメントが、運用資産47億ドル(約7470億円)の3分の1ほどを投資家に返還した。
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香港当局が同社や創業者らをインサイダー取引の罪で刑事訴追したことを受け、ファンドを閉鎖する方針を1カ月前に明らかにしていた。
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関係者によれば、セガンティは6月前半に資金を返還。残りの資本も2回に分けて投資家に返す意向だという。関係者は情報が非公開であることを理由に匿名を条件に語った。2回目の返還は7月中旬に行われ、最後は10月までに行われる。
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同社および創業者サイモン・サドラー、元トレーダー、ダニエル・ラ・ロッカ両被告はインサイダー取引を巡り提訴されている。
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また、事情に詳しい他の複数の関係者によると、セガンティは6月に入って従業員数十人をレイオフした。クオンツ戦略を中心に手掛ける数人を含む投資スタッフやトレーダー、オペレーショナルスタッフの一部は引き続き雇用しているという。
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セガンティの担当者はコメントしていない。
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アジアにおける「ブロック取引の帝王」として知られていたアジアのヘッジファンド創業者、サイモン・サドラー氏。セガンティは長年、大量の株式を売却する必要があるウォール街の銀行を支える重要な役割を担ってきた。
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セガンティ向けにファイナンシングを行うプライムブローカーのリストには、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス・グループ 、BNPパリバ 、UBSグループなど金融機関9社が名を連ねた。セガンティが3月、投資家への最新業績報告で明らかにした。
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突然幕を引いたセガンティ。原因は、インサイダー取引の容疑で香港当局に訴追されたことにある。香港の証券先物委員会は24年5月、同社とトレーダーの1人、サドラー氏を2017年のブロックトレードに絡むインサイダー取引の容疑で訴追した。
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このインサイダー取引事件を巡る公判が6月12日、香港の東区裁判法院であった。審理では事件の詳細が明らかになるとともに、さらに長い禁錮刑を言い渡すことが可能な香港区域法院に案件が移管されることが決まった。被告がインサイダー取引で有罪判決を受けた場合、最大7年の禁錮刑となる可能性がある。先を読んでの幕引きだろう。
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