福島・石川町 塩田町長逮捕:道路工事・予定価格漏洩!

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道路工事の予定価格漏らした・官製談合の疑い!
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時間が経過するに従い闇が広がるのか!
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福島県石川町の町長が町発注の道路工事の入札を巡る官製談合の疑いなどで逮捕された。
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石川町の町長・塩田金次郎容疑者(76)は2022(R3)年度の町発注の道路工事の入札を巡り、土木会社の社員だった関根徳夫容疑者(69)と、同じ会社の取締役だった平田村のコンサルタント業・添田保雄容疑者(63)に予定価格を教え、この土木会社に落札させた疑い。添田容疑者は当時、落札した土木会社の役員で、関根容疑者は同社社員だった。
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警察は3人の認否について、明らかにしていない。
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福島県警は4月30日、同県石川町長の塩田金次郎容疑者(76)を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の容疑で逮捕した。
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塩田容疑者は自民の県議を経て、18年に町長に初当選。現在2期6年目。同町では2006年にも当時の町長が職員採用をめぐる収賄容疑で逮捕されている。
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2006年7月に町職員採用を巡る贈収賄事件で当時の町長や町議ら5人が逮捕される事態となった。同年9月の出直し町長選では過去最多となる新人4人が立候補。それぞれ「クリーンな町政」などを訴え、加納武夫氏が初当選した。2018年の町長選で3期12年務めた加納氏を破ったのが、塩田容疑者だった。
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「聞く力、交渉する力、発信する力で町政運営に取り組む。人生を懸け、愛する古里を何とかしたい」。塩田容疑者は2018年に町長に就任し、町民と意見を交わす「町民と町長の対話の日」を設けるなど、住民に寄り添った姿勢を見せてきた。くしくも4月30日は午前10時から町民対話が予定されていたが、逮捕を受けて急きょ中止になった。
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町内の70代女性は「お金にまつわる良くないうわさがあった」と打ち明ける。
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塩田容疑者と共に逮捕された関根徳夫、添田保雄両容疑者の元勤務先である志賀建設(石川町)によると、同社の入札業務は両容疑者が取り仕切っていた。いずれも2023年7月、「年齢や本人の都合」を理由に退社した。逮捕された当時の志賀建設の取締役・添田保雄容疑者(63)と社員だった関根徳夫容疑者(69)は、10年以上2人だけで入札を担当していた
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志賀建設の担当者は、入札の積算は2人が中心となって行い、ほかの社員はどの工事に入札するかは把握せず、結果の報告だけを受けていたとした。近年は落札件数が増えていたが「違和感は感じなかった」という。
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2人と塩田容疑者の関係についても「分からない」と話した。
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塩田容疑者の逮捕容疑は2022(令和4)年度の町発注道路工事に先立ち、町長として適正に入札を執行する義務があるのに、秘密事項である予定価格を志賀建設の社員だった関根容疑者、取締役だった添田容疑者に教え、志賀建設に落札させた疑い。関根、添田両容疑者は公正な入札を妨害した疑い。
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県警は2023年から内偵捜査を続け、証拠を積み上げて現職町長らの逮捕に踏み切った。4月30日夜には町役場など関係先を家宅捜索し資料などを押収した。3人の関係性や金銭の授受、他の公共工事で情報漏えいがなかったかどうかなどを詳しく調べる方針。
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官製談合容疑の入札は2022年9月26日執行の町道116号線道路改良工事(石川町双里字谷津)。予定価格1262万4千円に対して3社が応札し、志賀建設が最も低額の1245万円で落札した。落札率は98.6%。
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町によると、担当者が事前に予定価格の基になる設計価格を算出。入札当日に開かれる会議で、町長が決裁し、予定価格を決定する流れだ。今回疑いが持たれている2022年9月の町道工事の入札でも同様だった。
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逮捕された福島県石川町の町長・塩田容疑者は数年前から入札情報を業者に漏らしていたと見られている。
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