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製材工場としては国内有数規模!
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最終判断は大林組が決める!
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北海道釧路市の日本製紙釧路工場の跡地(釧路市鳥取南2-1)に、国内有数規模の製材工場建設が検討されていることが分かった。
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大手ゼネコン大林組の子会社で、製材大手の「サイプレス・スナダヤ」(愛媛県西条市)が、道産材を原料とする集成材を年間50万m3生産する工場を計画している。だが原木の調達など課題もあることから、同社では実現の可能性を調査しており、最終的には大林組が判断する。
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国内では脱炭素、循環型社会の観点から木材が注目され、技術の進展により木造の高層ビル建設が可能になるなど、木材の需要が高まっている。そのため大手ゼネコンがサプライチェーン強化で製材会社をグループ化する動きが出ており、大林組も2023年2月にサイプレス・スナダヤ社を連結子会社化した。
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関係者によると、計画されている製材工場は、全道からトドマツを中心とする道産材を集めて集成材に加工し、釧路港から道外に移出する。面積は約20万㎡で投資額は200億円ほど。雇用は百数十人規模となる見込み。早ければ2027年の稼働を目指す考え。
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ただ、道内は森林資源が豊富とはいえ、担い手確保や物流の問題もあり、十分な量の原木を調達できるのかという指摘もある。そのため同社では、今月中に札幌で木材業界の関係者に協力を求める。
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日本製紙釧路工場は2021年9月に紙パルプ生産を停止したが、約90万㎡の広大な跡地利用が課題となっている。同工場の跡地では、ジョイフルエーケーのホームセンターを核とした複合商業施設(約10万㎡)が25年7月にオープンする予定で、ほかに陸上養殖の実証試験で利用されている。
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釧路市の日本製紙釧路工場跡地に製材工場を計画する四国の製材大手サイプレス・スナダヤ(愛媛県西条市)が、中部電力(名古屋市)と共同で新会社を設立し、工場を建設する方向で調整している。国内最大級の生産能力を持つ工場を2027年4月に稼働させる計画で、スナダヤの砂田和之社長が札幌を訪れ、道内の製材会社などでつくる北海道木材産業協同組合連合会(札幌、道木連)の理事会に説明した。
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関係者によると、砂田社長は道木連側に、新会社の出資はスナダヤが約80%、中部電力が約20%になると説明した。
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中部電力は「新会社への参画を検討しているのは事実」(広報担当者)と述べた。
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㈱サイプレス・ナスダヤ(愛媛県西条市) 2023.02.03
<株式会社大林組との資本提携に関するお知らせ>
当社は、株式会社大林組(以下、「大林組」という)による当社株式の一部取得により、大林組と資本提携することとなりました。
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当社は、国産ヒノキ・スギ材製品を中心として原木からCLTの製造まで、一貫生産可能な大型機械設備を保有し、高い加工技術、大規模生産能力を市場の皆様に評価いただいております。新たなエンジニアードウッドとして注目されるCLTについては、国内最大の原板(幅3m×長さ12m)を製造できる設備を保有しており、今後さらなる非住宅分野への事業拡大を検討しています。その中で、非住宅分野における木造建築は、一般的に在来工法と比較してコスト高が大きな課題であり、サプライチェーンの整備による木材供給の効率化・安定化と技術開発の進展により、コスト面での競争力強化を推進させる必要があります。
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大林組は、Obayashi Sustainability Vision2050を策定し、「脱炭素」、「価値ある空間・サービスの提供」、「サステナブル・サプライチェーンの共創」を目指しており、その実現のための施策として、木造木質化建築における川上から川下までのサプライチェーン全体を持続可能で最適なものとする循環型ビジネスモデルCircular Timber ConstructionRを掲げ、大規模建築のノウハウを最大限に活かした非住宅木造木質化建築に取り組んでいます。
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