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1億3000万円にのぼる収益か!
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建設業許可申請・県に虚偽書類提出!
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余罪は40件以上か!
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宮城・仙台市の行政書士の男ら3人が、建設業の許可申請をめぐり、県に虚偽の書類を出したとして逮捕された。
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逮捕されたのは、仙台市の「太白行政事務所」代表で行政書士の岩佐芳正容疑者(70)など男3人。仙台市太白区長町南3丁目の行政書士・岩佐芳正容疑者(70)と、いずれも従業員で柴田町船岡土手内2丁目の戸田丈晴容疑者(43)、それに仙台市太白区東中田2丁目の山口敬一容疑者(56)の3人。
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警察によると、3人は共謀し、2021年から22年にかけ、建設業者の代理人として、工事を請け負う際に必要な建設業許可を県に申請する際、虚偽の書類を提出した疑い。
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警察は、太白区長町南にある「太白行政事務所」を家宅捜索し、書類などを押収した。警察によりますと、岩佐容疑者らは2021年7月から2022年11月までの間、県内にある建設業者3社の代理人として、建設業許可申請書を提出する際、うその工事経歴書などを県に提出し不正に「建設業許可」を取得した疑いが持たれている。警察は、事務所の所長を務めていた岩佐容疑者が指示を出し、戸田容疑者と山口容疑者がうその書類を作成。
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取り調べに対し3人は容疑を認め、岩佐容疑者は「2人と申請書類を偽造して許可を取得していた」、戸田容疑者は「岩佐所長の指示で行った」と供述している。
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3人は容疑を認めていて、2016年1月以降、およそ700件の仕事を受注し、1億3000万円ほどの収益を得ているが、このうち約9000万円が偽造書類を使って得たとみられる。
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警察が犯行の動機や詳しい事件の経緯を調べている。
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