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交付金にも影響する!
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佐賀市にあり、老朽化が進む市村記念体育館の改修工事について県は11月16日、当初予定していた2025年度までに終わらせるのは厳しいとの認識を示した。
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【県文化・観光局居石美和子副局長】
「工期につきましては、令和7年度で終わらせるというのは厳しい状況だと思っている」
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県は16日に開かれた県議会の決算特別委員会で、市村記念体育館の改修工事について“当初予定していた2025年度で終わらせるのは厳しい状況“と明らかにした。
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改修工事をめぐっては整備事業費が2021年の基本計画時から1.5倍上振れし、52億円となっているが、10月開かれた入札ではどの業者も落札しないいわゆる「不落」となっている。
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改修工事の財源として現時点で内閣府から期限付きの交付金の採択を受けており、2025年度までの完成が求められている。
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【県文化・観光局 居石美和子副局長】
「まずは不落の原因が何なのかをきちんと把握した上で、どのように進めるべきかの方針を決めたい」
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また議員が交付金の期限延長について尋ねたのに対し県は、「国との延長の協議に入るためにも、工期やスケジュールなど今後の方針を固める必要がある」としている。
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