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水質が改善し水道の使用制限解除された!
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町も県も汚染を発生させた企業名をなぜ公表しない!
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岡山県吉備中央町の浄水場から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物PFASが検出された問題で、飲み水としての利用制限が約1ヵ月ぶりに解除された。
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問題が発覚してから約1ヵ月間、設置されていた町内6カ所の給水所は11月25日から、かもがわ総合福祉センターにある給水所1カ所に集約される。
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町は、円城浄水場から供給している水について、10月16日から行っていた飲み水としての利用制限を11月22日正午に解除したと発表。
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町は、浄水場の水源を河平ダムから日山ダムに切り替え、11月2日からおとといまでに町内の浄水場や配水池など49カ所で水質調査を実施し、全ての場所で目標値を下回る結果が確認されたという。
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(吉備中央町 山本雅則町長)
「町民の信頼を回復できるように、水道事業者としても適切な管理を行い、安全な水の供給を今後行っていきたい」
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県は水源だったダムの周辺で見つかった活性炭から目標値の9万倍のPFASが検出されたと11月22日の会見で明らかにした。
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(岡山県循環型社会推進課 堂本竜也課長)
「(活性炭から)高い値が検出されたため、排出源の可能性が極めて高い」
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円城浄水場ではこれまでに去年を最大に目標値の28倍のPFASが検出されていた。県は、円城浄水場の水源だった河平ダムの周辺で使用済み活性炭が入った袋や野ざらしの状態で置かれた活性炭を発見。
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この活性炭は、当初発表されたのは約300個、その後に800個以上とされ、保有企業により運び出しが始まり、約580個の袋に入れ替えられ、保管していた業者によって撤去された。そのうち18個を県が調べた結果、9個が目標値を超え、道路近くで採取された袋に入っていなかった活性炭からは目標値の9万倍に値する450万ナノグラムのPFASが検出された。
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県は、この活性炭が発生源の可能性が高いとする一方で、断定はできないとして、袋が置かれていた場所や周辺の土壌の採取を行うなど、浄水場から検出されたPFASとの因果関係を調べ、発生源の特定を急ぐ。
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22日にはフレコンバックに入っていた活性炭はすべて、持ち主が会社に引き上げたという。どうも行政のやっていることは、汚染源は活性炭だといいながら、飲み水による人体への影響はない、ズルズルと結論を先延ばしにし、岡山県は表層土壌についても採取し、詳しく調べ、結果は約1カ月で判明させる。としている。
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現時点まで、吉備中央町所有地を誰に貸したのか、08年から放置活性炭がどのような管理をしてきたのか、業者のコメントは一つも出てこない。
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フッ化水素化合物が付着した活性炭は、基本的に産業廃棄物だ。保管、放置、引き上げた会社が1か月以上たっても「記者会見をしない」のは異常だ。PFASとの因果関係と発生源が特定できていても、発生源の特定を急ぐと言う言葉は、時間稼ぎをしているように見える。このままダラダラと終わろうとしているのか。
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次回は、廃棄物と企業について記す。
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