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1年近く経って1か月の指名停止・山形県!
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天童市で2022年12月、舗装工事で使う重機が横転し運転していた男性が死亡した事故を受け、県は男性が勤務していた建設会社に対し、11月12日まで1か月間、県が発注する工事の入札を指名停止とした。
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指名停止となったのは天童市の建設会社、「エステー建設」。県によると天童市久野本の工事現場で2022年12月、油圧ショベルをトラックの荷台から下す際、ショベルがバランスを崩して地面に横転し、運転していた49歳の男作業員が死亡する事故があった。現場では当時、ショベルを荷台から下ろす際、適切な足場を使うなど危険を防ぐ手立てをとっていなかった。
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「エステー建設」は労働安全衛生法違反の疑いで書類送検され、2023年4月には、裁判所から罰金20万円の略式命令を受けた。これを受けて、県は「安全管理が不適切だった」などとして、「エステー建設」に対し、11月12日までの1か月間、県が発注する工事の入札を指名停止とした。
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また県は、建設業法に基づき、再発防止体制について文書で報告することなどを求めている。
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