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2020年には町農業団体の口座から約523万円!
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22年4月には土地改良区が損賠で約4187万円・地裁いわき支部!
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福島県警双葉署は9月1日午前、現金約123万円を着服したとして、業務上横領の疑いで秋田県井川町、元楢葉町職員で自称アルバイト従業員の男(47)を再逮捕した。
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同署の調べ、容疑者は楢葉町産業振興課主任技査として勤務していた2019(令和元)年8月上旬ごろから同年10月下旬にかけて、会計処理を担当していた町の農業団体の口座から複数回にわたって計約123万円を引き出した後、自己名義の口座に入金して横領した疑い。同署はギャンブルなどの遊興費に充てていたとみている。
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容疑者は8月26日、業務上横領の疑いで秋田県井川町の元楢葉町職員の自称アルバイト従業員の男(47)を現金約523万円を横領した疑いで逮捕した。
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容疑は、2020年4月上旬~6月下旬ごろの間、楢葉町産業振興課主任技査の業務として預かり、管理していた農業団体の金融機関の口座から、二十数回にわたり計約523万円を引き出して横領した疑い。同署によると、男は横領した金をギャンブルなどに使ったという。21年8月下旬、自首したことで事件を認知した。同署は男がほかにも現金を横領していたとみて調べている。
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男を巡っては、町が21年9月8日付で懲戒免職処分とした。町と町土地改良区も現金引き出しの事実を確認し、同年12月に同署へ刑事告訴していた。
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町土地改良区と町が男に損害賠償を求めた訴訟で、地裁いわき支部は22年4月、請求通り男に約4187万円を支払うよう命じている。
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町によると、男は19年4月に社会人枠で採用。町土地改良区と、農地管理などを担う地元農家でつくる任意団体の会計業務を含む事務を兼務し、口座を1人で管理していた。
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楢葉町は同年12月2日付で業務上横領の疑いで刑事告訴し、受理された。
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