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辞退理由は建築資材高騰!
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新市庁舎の着工半年遅れ!
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工事概要
1 工事名: 釜石市新市庁舎建設(建築主体)工事
2 工事場所: 岩手県釜石市天神町5番20号
3 工事内容
新市庁舎建設工事における建築工事、外構工事
敷地面積:11,757.92㎡
構 造:
【庁舎棟】鉄骨鉄筋コンクリート(造SRC)一部RC造・鉄骨(S)造
【車庫棟】鉄筋コンクリート(RC)造
延床面積:8,887.45㎡
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岩手県釜石市は7月19日、8月着工予定だった市役所新庁舎の建築工事が少なくとも半年程度遅れると発表。施工予定だった大林組JVが建築資材高騰を理由に辞退し、事業費を見直して再入札する必要が生じたため。2025年夏だった完成予定も26年にずれ込むという。
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市によると、建築主体工事の入札にはJV2者が参加。大手ゼネコンの大林組など3社のJVが7日に優先交渉権を獲得し、もう一つの2社JVは入札予定価格(税抜き35億5600万円)を超過して失格となった。しかし3社JVは12日、資材高騰で採算が取れないことを理由に施工を辞退すると市に連絡。市は13日に予定していた電気設備と機械設備の入札を中止した。
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釜石市役所は最も古い第1庁舎が築69年を迎えるなど老朽化し、分散した部署の集約も課題だった。17年秋に現庁舎の北側へ新庁舎を建設する計画を公表し、22年度末に4階建ての新庁舎が完成予定だった。しかし国や岩手県が公表した新たな津波浸水想定を受けて地盤かさ上げなど計画を変更。着工も延期していた。
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初めから予定価格が発表されていたにも拘らず、戸田建設JVは予定価格を超過し、大林組は予定価格で応札した。それなのに大林JVは、資材等の高騰で辞退を表明したが、予算増を狙った出来レースじゃないのか。過去に、これと似た入札があり、大幅増で再入札をした例がある。
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別な角度から言うと、設備工事が先に入落札が行われ、予定価格より安く落札した差額金が建築費に回された例もある。
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