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勤務先の損害は約3800万円!
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福島原発事故の除染作業委託と偽り!
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福島第一原発の事故後の除染関連事業で、下請け会社に架空請求をさせ、自身が勤めていた会社に約3800万円の損害を与えたとして当時の社長が逮捕された。
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会社法違反の疑いで逮捕されたのは、兵庫県加東市にある廃棄物処理関係の会社で社長を務めていた高田和樹容疑者(50)。
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高田容疑者は2016年8月ごろから2017年10月ごろまでの間、福島第一原発の事故後の除染関連事業を下請け会社に委託したようにみせかけ、18回にわたって架空請求をさせて自身の会社に合わせて約3800万円の損害を与えた疑い。
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警察によると、高田容疑者は架空の請求書の振り込み先に、姉が名義人の会社の口座を記載するよう下請け会社に指示していた。
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振り込まれた金のうち、1割が下請け会社に報酬として支払われ、残りの金は高田容疑者が受けとっていた。
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調べに対し、高田容疑者は「架空の請求書をもって不正請求したことに間違いありません」と容疑を認めている。
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警察は高田容疑者が別の会社に対しても架空請求を求めていた可能性があるとみて、余罪を調べている。
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