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全額出資のスキー場運営法人・7880万円不正受給！
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従業員が出勤していたのに休業と虚偽申請！
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鳥取労働局は4月25日、鳥取県若桜町の町営休養施設『氷太くん』の運営や、キャンプ・スキー場の指定管理業務を担う一般財団法人が、新型コロナウイルスによる従業員の休業に伴う雇用調整助成金約7880万円を、不正に受給していたと発表した。
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労働局が立ち入り調査を行ったところ、団体側が十分な勤怠管理を行っていなかったにも関わらず、従業員の休業日数について嘘の申請していたことが判明した。
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労働局によると、法人は2020年4月～22年2月に助成金を受給。その間、実際には従業員が出勤して働いていたにもかかわらず、休業したとする虚偽の申請をしたという。労働局は従業員約20人分の助成金が不正と認定。受給額に延滞金、違約金などを加えた約9400万円の返還を求めている。
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若桜町観光開発事業団の山根勝理事長は「公表を真摯に受け止めている。第三者による調査の結果を待って、改めて経緯などを説明したい」と話している。
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法人側は、22日付で労働局に宛てた質問状で、勤怠管理の甘さを認めつつ故意によるものではないと主張。不正受給と判断した根拠を明らかにするよう求めた。質問状の回答期限は5月10日。
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鳥取労働局によると県内ではこれまでに、7事業者の雇用調整助成金の不正受給が確認されており、今回の不正額が最大だという。
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