コスモエネルギーHD㈱:村上系の株取得に防衛策発表!

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買い始めは22年4月5日の5.81%から!
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現在は19.81%に!
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1月11日、コスモエネルギーHD㈱が突如として旧村上ファンド系に対抗する「買収防衛策の導入」を公表した。
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その防衛策は、大規模買い付け者(旧村上系)以外の株主への新株予約権の無償割り当てなどの買収防衛策を導入。旧村上系の投資会社シティインデックスイレブンス(東京・渋谷)などが20%以上の株式取得を示唆していたが、コスモHDは中長期的な企業価値の向上に関心がないなどと反論している。
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コスモHDは同社の株式を20%以上取得する場合、事前に書面で理由の説明を求める。コスモHDの取締役会が取得に反対の場合、「株主意思確認総会」を開き、過半数の賛成を得た上で、当該の株主以外に新株予約権を無償で発行する。コスモHDはこれまで買収防衛策を持っていなかった。
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コスモHDによると、2022年4月までに同社株8%を取得したシティ社などは当初20%以上を買う意向はないとしていたが、その後も買い進めて23年1月4日時点で19.96%に達している。村上世彰氏側は一時的に30%取得にも言及した一方、自社株買いなど「執拗に目先の株主還元」を求めてきたとしている。
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石油元売り国内3位のコスモエネルギーHDの株式を、旧村上ファンド系の投資会社「シティインデックスイレブンス」(東京)が2022年4月5日、関東財務局に提出した大量保有報告書で5.81%取得したと提出。
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それ以降、4月7日、11日、8月1日、8月3日、8月5日、8月12日、9月15日、10月3日、10月20日、11月16日、11月22日と買い進み現在は19.81%の保有となっている。
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買収防衛策を読んでみて、この策に至るまでの内容は次回として、どうも村上世彰氏の揺さぶり作戦にまんまと嵌ってしまったきらいがある。
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株買い占めの当初から狙いは買収株の引き取りが目的なのだから村上世彰氏が初期の段階で「20%以上の株取得はない」と表明しながら、コスモHDのの自己資本は、4,000億円が適当であり、村上氏としては 5,000億円まで妥協することができる旨や、当社による 100%の株主還元がなければ自己資本が増えすぎる旨言及する等として一方的に議論を押し付けたとある。
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2022年11月2日に、村上氏から、突如、大量保有報告書ベースで 30%の当社株式を取得しない代わりに、村上氏の推薦する人物を来年の当社の定時株主総会における会社提案の取締役候補者とすることを希望する旨及び当社の指名・報酬委員会(当時は、指名・
報酬諮問委員会)が村上氏の要求を受け入れない場合にはプロキシーファイトにより、当該指名委員を落選させる旨の言及がなされ、同月27日及び2023年1月6日には、自社株買いを即時に決定しない限り大量保有報告書ベースで20%以上の当社株式を取得する旨の発言がなされる等、シティら及び村上氏は、自らが有する当社株券等に係る議決権割合の増加を背景とし、また、更なる買増しを交渉材料として、当社に対して要求をエスカレートさせ強硬手段も辞さない姿勢を見せている。
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これが原因で、23年1月11日に防衛策を発表したことになる。
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22年4月の買収開始から現在まで、複数回の協議は村上世彰氏側がコスモHDの腹の内を探り、1月6日に自社株買いを迫ったことになる。村上世彰氏一流の買戻しパターンに嵌りそうなコスモHD。現物株を持っているファンドが有利であるのも事実だ。
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22年8月5日まではシティインデックスイレブンスとノムラ絢の買い占めであったが、8月12日から㈱レノも買占めに同調し、現在に至っている。
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22年8月5日以降の旧村上系の買占め%を掲載する。
8月5日

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8月12日

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9月15日

10月20日

11月16日

11月22日

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