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「最低制限価格」を業者に漏らした!
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南木曽町が発注した公共施設の工事で、町の担当者など3人が書類送検された。
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施設入札で「最低制限価格」で落札されていた。
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疑惑の入札は、南木曽町が発注した妻籠町並み交流センターの新築工事。
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この入札は、2021年7月の指名競争入札にあわせて8つの企業や共同企業体が参加。
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入札の経過が書かれた書類。
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落札結果を見て分かる通り町が設けている「最低制限価格」は1億8千765万円。
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応札では最高額は2億4千万円、2億3千万円前後の入札は3社、落札されたのは最低制限価格と同額の1億8千765万円の麦島・松瀬JV。
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警察は公契約関係競売入札妨害の疑いできのうまでに南木曽町の40代の職員を書類送検。
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落札した共同企業体を構成する地元の工務店と県外の麦島建設の担当者2人も書類を送られました。
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見積もりをした業者は、「ほかの企業の入札価格を想定して金額を下げた結果、ピッタリになった。事前に最低制限価格を聞いたりはしていない」と話しているが、捜査関係者は、担当職員が「最低制限価格」を業者側に漏らし、公正な入札を妨害した疑いがあるとみている。
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「町の公共施設の入札をめぐっては今回以外にも最低制限価格の入札が3件あったことがわかった」
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南木曽町で、2018年度以降に教育委員会が発注した公共施設の工事は5件。
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今回の入札を含めて4件が「最低制限価格」で落札されていた。
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平成30年9月26日 田立地区社会教育施設体育館 天井改修
令和元年7月5日 南木曽中学校体育館長寿命化 改良工事
令和3年10月5日 読書保育園 改修工事
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(向井裕明町長)
「大変ご心配をおかけしている点については誠に申し訳なく思っている、入札について疑惑や疑念があったことは事実なので早急に改善できるように町としても取り組みを進めている」
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町は過去の入札についても、担当者や落札した業者は異なるものの、聞き取りを行うなど状況を確認していくとしています。
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