NHK関連会社:高野山参詣道・無許可で土のう設置!

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NHKが復旧作業はじめる!
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世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産で国史跡の「高野参詣道女人道」(和歌山県高野町高野山)の路肩や階段の一部をNHKの関連会社が無許可で現状変更し破損させた問題で、NHKは5日、復旧作業を始めた。高野町教育委員会の現地指導を受け、9月12日までに終える予定。
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県教委などによると、NHKの関連会社が高野山にあるテレビ中継放送所の設備更新のため、約200mの区間に無許可で土嚢(どのう)約500袋を敷き詰めて運搬車で資材を搬入。4月、県や町から文化財保護法違反を指摘されていた。
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町教委によると、土嚢をすべて史跡指定範囲外に撤去し、土嚢からこぼれた土砂をはけなどで除去する。破損が確認されれば修復するという。町教委の木本誠二・社会教育係長は「できるだけ早く原状回復させて、その状態をしっかりと確認したい」と話した。
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この問題は、和歌山県高野町教育委員会が9月1日、NHK発注の業者が無断で現状変更や破損をした世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の復旧作業を5日から始めると発表した。費用負担も含め、全てNHKの責任で実施する。
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復旧作業では、国の史跡にも指定されている「高野参詣道女人道」の約200mの区間に敷き詰められた土のう約500袋を、史跡の指定範囲外に撤去する。破損が確認された路肩や丸太階段の交換も必要に応じて検討する。

. 県教委などによると、NHK発注の施工業者は4月、テレビ中継放送所の設備更新工事に伴う資材運搬のため、町に無許可で参詣道に土のうを敷き詰めるなどした。
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