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健康被害は確認されず!
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浜松市によると8月16日正午、浜松市北区細江町にある「日本ケイカル」事業所から、濃硫酸が最大で約1900リットル流出したと通報があった。保温材などを製造するの工場で、15日夜から16日朝にかけて、濃硫酸が付近の水路や土壌に漏えいした。
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事業所は15日が休みで、16日朝、出勤した社員が機器の異常に気づき、市に通報した。15日夕方、当番の社員が巡回した際に異常は見つからなかったという。
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市が調査したところ、濃硫酸は事業所の土壌に浸透し、その一部が水路に流出、周辺の水路の水が200mにわたって強酸性を示していたが、その後、流出した濃硫酸の回収作業や土壌の中和作業が行われ、ほぼ影響がない状態まで戻っているという。
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原因は、機械の誤作動で、濃硫酸が薄まらなかったため、配管が発熱し破損したことが流出の原因と見られています。
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市は濃硫酸が水路に流出していることから「危険なので近づかないで欲しい」と呼び掛けた。「濃硫酸」は皮膚に接触すると重度の化学やけどを起こし、目に入ると失明する恐れがあるという。
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これまでに社員や周辺住民への健康被害は確認されておらず、市・警察などが配管が損傷した原因を調べている。
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