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「白リン弾」か「焼夷弾」で攻撃した可能性!
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ロシア軍が包囲し、ウクライナ側が抵抗を続ける南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所で、白い光を放つ火の球のようなものが落ちて来る様子を捉えた映像がオンラインに掲載された。
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製鉄所での兵器使用の動画は5月15日に東部の親ロシア派「ドネツク人民共和国」のアレクサンドル・ホダコフスキー司令官が通信アプリ「テレグラム」に投稿。
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英国の化学・生物・放射線・核(CBRN)合同連隊の元幹部、ハミッシュ・スティーブン・デ・ブレトンゴードン氏は、動画の兵器は白リン弾に酷似していると指摘。英国の軍事専門家は、焼夷(しょうい)弾か白リン弾の可能性があると指摘した。
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市長の顧問は、ロシア軍が深刻なやけどをもたらし非人道的とされる「白リン弾」か「焼夷弾」で攻撃した可能性があると指摘し、燃焼時の温度は2千度以上で消火も極めて難しいとし、「地獄が地上に降りてきた」としている。
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ウクライナのゼレンスキー大統領は取り残された軍部隊の救出について「繊細」な交渉が進められていると述べた。
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立てこもっているウクライナの将校は、600人の兵士が取り残されており、そのうち40人が重傷を負っていると明らかにした。民間人はすでに避難した。
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白リン弾は国際条約で禁止されている化学兵器ではないが、人権団体は重度熱傷を引き起こすとしてリン弾の禁止を訴えている。
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NATOの非公式の外相理事会は15日、2日目の会合が行われ、開催国ドイツのベーアボック外相は、フィンランドなどの加盟について、「迅速に批准プロセスを行うために、すべてを準備した」と述べたうえで、両国の安全保障の必要性を強調した。トルコは加盟に難色を示していて、両国の申請に向けた動きが大詰めを迎える中、調整がどこまで進むかが焦点。
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