twitter買収:株式大量購入報告・証券取引委員会調査!

.
資金調達9200億円・投資額2兆円!
.
3月14日には5%を超えていた!
.
届け出たのは4月4日!
.
.
起業家のイーロン・マスク氏がツイッターの買収を一時保留すると表明した。買収断念の前触れではないかという指摘が出ている。
.
マスク氏4月25日にツイッターの経営陣と総額440億ドルでの買収に合意して、年内の手続き完了を目指していた。
.

.
買収の合意を解消した場合、マスク氏はツイッター社に10億ドルを支払う義務が発生するが、偽アカウントの件を「重大な悪影響の発生」として支払いを免れようとしているのではないかとの指摘も相次いでいる。
.
ツイッターの買収をめぐっては、巨額の買収資金をどのように調達するのかが焦点となっていたが、アメリカの証券取引委員会が5月5日までに公表した資料によると、ソフトウエア大手オラクルの共同創業者、ラリー・エリソン氏や、アメリカの投資ファンド、セコイア・キャピタル、それと暗号資産の交換会社、バイナンスなどが投資に名乗りをあげた。投資額は合わせて71億ドル(約9200億円)に上る。マスク氏が買収を実現した場合、数か月間ツイッターの暫定CEOに就任する見込みだ。
.

.

.

.

.
“株式大量購入報告遅れ”で米証券取引委員会が調査に乗り出したと現地メディアが伝えた。
.
ウォール・ストリート・ジャーナルが5月11日、関係者の話として伝えるところによると、マスク氏は株式を大量に購入する際に義務づけられている報告が遅れ、アメリカ証券取引委員会が調査を始めたという。
.
アメリカでは、企業の株式を5%以上取得した場合、10日以内に当局に報告することが必要。マスク氏が買収したツイッター社の株は、3月14日に5%を超えていたとみられるが、届け出は期限を過ぎた4月4日だったという。
.

.

.

.
報告が遅れたことで株価の上昇を抑えられ、マスク氏は購入費用を日本円で約185億円節約できた可能性があるいう。
.
ツイッター株取得でイーロン・マスク氏を調査 米証券取引委員会
.
ツイッター社の買収をめぐり、アメリカ当局がイーロン・マスク氏の調査を進めていることがわかった。報告が遅れたことを証券取引委員会が問題視していると報じた。
.
マスク氏は4月4日に届け出たものの、この時点で9%以上を取得しており、本来の報告時期よりも10日間程度遅かった。
.
専門家は、情報開示を遅らせることで、安値で株式を買い進めることが可能になり、マスク氏が185億円以上を節約できた計算になると指摘している。
.
この件をめぐっては、報告を遅らせることで株価の上昇を防ぎ、株式を買い進める際に日本円で180億円余りを節約したとして、ツイッターの投資家がマスク氏を訴える集団訴訟が起きている。
.

.
マスク氏自身は報告が遅れた理由について、これまでのところ明らかにしていない。
.
マスク氏は、ことし中にツイッターの買収の完了を目指しているが、調査の行方によっては曲折も予想される。
.