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現場周辺の住民にとっては公害人間!
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管理現場が大きくなれば態度も大きくなるのか?
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下請けに評判が良いのは 要注意か!
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知っている人は今更と思うし、業界筋は無視をし、知らない人は興味を持つ。今回もゼネコン現場代理人の記事であります。
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ゼネコンとは、
専門工事業者に発注し、現場代理人は下請け企業を管理監督し工事を円滑に進め、契約通り工期内に工事を完了させることを仕事とする。
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ゼネコンの区分には、
スーパーゼネコン(鹿島建設・清水建設・大成建設・竹中工務店・大林組)、準ゼネコン、中堅ゼネコン、地場ゼネコン、海洋土木(マリコン、五洋建設・東亜建設工業・東洋建設・若築建設)などがある。ほかに、道路舗装業者としてNIPPO、前田道路、日本道路などスーパーゼネコン系の業者が多い。
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重要なことは沢山あるが、工事がスムーズに進行するようにマネジメントする「施工管理」が最も重要であります。
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とはいうのは、企業にとって重要なのは、現場代理人の管理能力であって人間性の良し悪しを求めてはいない。世間的に変人だろうが、嫌われものだろうが、施工管理能力に秀でていれば良いのです。
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現場は生き物であり、日々沢山の職人が出入りし、必要資材が搬入され、騒音・振動・粉塵など現場周辺の住人とトラブルを起こす原因はいくらでもあるのです。
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現場の各工程の進行とともに、下請け業者や施工職人が変わってゆくので、施工管理者は指示確認に怠りがないか細心の注意をしているのです。施工管理者が周辺住民の苦情を聞いていたら、本来の現場管理業務がおろそかになります。沢山ある工程に加えて設備担当管理者もおり、相互の進行状態を確認する会議は毎日あるわけです。
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それなら苦情処理は誰がするのか、ということになる。企業方針で、近隣対策専門を外部委託するか、現場内で専門担当者を置くかである。現場規模の大小で選択しているようである。
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本紙4月22日、26日に掲載以来、大手ゼネコンの現場を調べたり、訪ね歩いたりした結果、現場周辺の住民としっくりいっていないゼネコンが絞られた。
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次回は、現場や住民の取材内容から記事を書いていく予定です。
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