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官製談合防止法違反の疑いで逮捕!
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別件のコロナ対策で起訴!
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官製談合防止法違反の疑いで逮捕されたのは、奈良県の宇陀市立病院の元職員、龍田宗晃容疑者。
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奈良県宇陀市にある公立病院の設備交換を巡り、業者に入札に関する情報を漏らしたなどとして、元職員の男が逮捕された。
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官製談合防止法違反の疑いで逮捕された奈良県宇陀市立病院の元職員・龍田宗晃容疑者(53)は、2020年に病院が発注したオートロック式ドア50か所の電気錠の交換を巡る指名競争入札で、宇陀市の消防設備工事業・森田芳美容疑者(73)に他の業者の情報を教えるなどして、約142万円で落札させた疑いが持たれている。
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龍田容疑者は、自分名義の銀行口座に振り込ませる手口で、現金を受け取ったとみられ、警察の調べに対し「賄賂を受け取ったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
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警察によると、森田容疑者は教えられた業者に対して、自分より高い額で入札するよう働きかけていたという。
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龍田容疑者は2021年、新型コロナウイルス対策の機器を導入する際に、別の業者に便宜を図り現金を受け取ったとしてすでに起訴されている。談合が繰り返されていた可能性もあるとみられている。
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指名競争入札はドアの電気錠のバッテリーを交換する委託業者を決めるため、病院が2020年8月に実施。森田容疑者の会社を含む4社が参加した。逮捕容疑は、両容疑者が応札額を指示できる会社を指名業者に加えるなどし、森田容疑者の会社が最安値で落札できるようにしたとしている。
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