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ウクライナ侵攻が長期戦なら!
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融資返済より戦費に優先配分?
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国際決済銀行(BSI・中央銀行相互の決済を行う組織である。通貨価値と金融システムの安定を目的として中央銀行の政策と国際協力を支援している)の2021年9月末の世界のリシア向け融資状況によると計1,214億ドル(約14兆円)である。
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内訳
・イタリア 253億ドル
・フランス 251億ドル
・オーストラリア 175億ドル
・米国 146億ドル
・日本 95億ドル
・ドイツ 80億ドル
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日本の融資銀行
・三菱UFJ 2140億円
・満井住友銀行 約4700億円
・みずほ銀行 約3500億円
・国際協力銀行 1345億円(出資金含む)
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欧州連合(EU)はクリミア危機をめぐり一部ロシア当局者に対する制裁を決め、EUと米国は危機がエスカレートすれば対ロ制裁を強化する見込みだ。
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ロシアの銀行システムは、数百に上るローカルバンクやズベルバンクSBER.MMやVTBVTBR.MM、ガスプロムバンクGZPRI.RTSといった国内大手行に支配されており、外国の銀行が担う役割は限定的となっている。
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外国の銀行では、仏ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)SOGN.PA、伊ウニクレディトCRDI.MI、オーストリアのライファイゼン・バンク・インターナショナルRBIV.VIが最も大きな存在感を示している。
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主要24カ国の国境を越えた融資を調査した国際決済銀行(BIS)によると、2021年9月末時点で、外国の銀行のロシア向け融資総額は2420億ドル。このうち、欧州の銀行が1840億ドルと76%を占めた。米国の銀行は367億ドル、日本の銀行は163億ドル。
欧州の銀行をみると、フランスの銀行のロシア向けエクスポージャーは509億ドルで外国銀行によるロシア向け融資の2割を占め、国別の割合でトップとなっている。
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イタリアの銀行は286億ドル、ドイツの銀行は237億ドル、英国の銀行は191億ドル、オランダの銀行は176億ドル、スウェーデンの銀行は140億ドル、スイスの銀行は68億ドルとなっている。
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