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役所と言う生き物・情報は隠し通す!
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熊本市発注の「熊本市民病院解体その他工事」を、幸明・古閑・堀田・大建JVが10億599万円で落札した。同工事には、ほかにも5JVが応札していたが、5JVともに最低制限価格を下回っていたため、失格となった。
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熊本地震で被災した旧熊本市民病院の解体工事で、近隣住民から振動などに対する苦情が相次ぎ、市は2020年10月から約10カ月工事を中断している。地下の基礎部分の撤去工事では地下水の湧出も確認されており、市は専門家会議を設置し、地盤や地下水などへの影響を分析。会議の結論を踏まえて具体的な対策を検討する…。
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【住民説明会にて】
解体工事の開始前に市環境局と協議をして存置との計画の記述があるので、その時期を聞いてみました。
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協議は2019年7月とのことだが、解体工事の入札が2019年9月なので、わずか2か月間で解体設計変更を行うことが可能だったかどうか。
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このあたりを詳しく調べてみると
もともとは杭は残すことになっていたようだ。理由としては、通常このスペースでは杭の本数は300~400本という事だが市民病院ではその約2倍の600本弱の杭が岩盤まで打ち込んであるという。(杭を)打ち直すなど出来なく、抜いてしまうと水の影響が出恐れが相当あったため、杭はそのままで行くという事だった。
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2015年1月に市長から熊本市民病院の建替計画が白紙になり、地下水対策の追加工事性が判明とあるので、この時期あたりから杭は残す話になっていたのではないか。
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「既存杭は、撤去することで地下水に影響を及ぼす恐れがあることから、解体工事(開始は令和1年10月)前の開始前に市環境局と協議の上、存置として計画」とある。
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この話は住民側にすれば初耳で、今まで杭残置の話は病院側からはなかった。
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工事中断の要因の1つに、杭を抜くと更に振動が発生する懸念があったが、あくまでも病院側は杭は抜くとの話だった。今までその話がなかったのは何故か。
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