糸魚川市の藤田副市長:8月13日・退任!

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市長選発言問題で7月21日辞任の意向を表明!
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糸魚川市の藤田年明副市長は7月21日、同市議会コンプライアンス調査推進特別委員会の冒頭で辞任の意向を示した。
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4月に行われた市長選で、部課長らに現職への投票依頼をしたとする公職選挙法に触れる疑いがあることから20日、市選挙管理委員会が警察へ告発する意向を表明していた。
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7月21日朝行われた糸魚川市議会の特別委員会。
〈糸魚川市/藤田年明副市長〉
「この度の責任をとり、副市長の職を辞する決定を致しました。大変申し訳ございませんでした」
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藤田年明副市長はことし4月の糸魚川市長選挙で、市の幹部職員、十数人に対し、現職の米田徹市長への投票を依頼したとされている。
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この問題をめぐり選挙管理員会が20日、臨時の委員会を開き、「公職選挙法に抵触する疑いがある」として近く刑事告発する方針を固めている。辞任の理由について藤田副市長は「選挙管理委員会の決定を受けて市政の混乱を招くと判断した」としている。
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ことし4月の糸魚川市長選挙で副市長が現職の市長への投票を職員に依頼したとされる問題で市の選挙管理委員会は8月11日、警察に告発状を提出した。糸魚川市長選挙で藤田年明副市長が部課長級の職員・十数人に現職候補の米田徹市長に投票するよう依頼したとされるもの。
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藤田副市長は、6月の市議会で追及され「あくまでも『米田市長に投票するよう頼むね』と言ったわけじゃございません。選挙情勢を説明した後に『頼むね』という一言を付け加えただけでございます」と答えていた。
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糸魚川市の選挙管理委員会は事実関係を確認するため藤田副市長本人と職員への聞き取りを実施。事実関係を確認した結果、「『公務員等の地位利用による選挙運動の禁止』に抵触する疑いがあると判断」した。
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7月20日に公職選挙法違反の疑いで副市長告発の方針を固めた選挙管理委員会は必要書類が整ったことなどから8月11日午前、糸魚川警察署に告発状を提出しました。
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糸魚川警察署は、告発状を受理し、今後、関係者への聞き取りなどを進めながら捜査していくとしている。
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