北陸新幹線敦賀―新大阪延伸:京都の理解得たい・北経連!

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京都の一部地域で反対の声が!
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北陸経済連合会・就任会見で金井会長!
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北陸経済連合会の定期総会と理事会は6月9日、金沢市の石川県立音楽堂で開かれ、久和進会長(北陸電力会長・次期相談役)の後任に、金井豊北電社長(次期会長)を充てる役員人事を承認した。金井氏は会見で、京都の一部地域で反対の声が出ている北陸新幹線敦賀―新大阪延伸について「京都市や周辺自治体と話をしながら新幹線の必要性、京都にとってのメリットを説明し、理解を得たい」と話した。
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名誉会長に就いた久和氏も「京都の理解が重要だ。関西経済連合会と一緒になって理解いただけるように努力しないといけない」と強調した。
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金井氏は、開業が1年遅れの2024年春となった金沢―敦賀については「これ以上遅れないようにしたい」と述べた。23年春の敦賀―新大阪着工の実現にも取り組む考えを示した。
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金井氏は、北経連が目指す脱炭素社会の実現には志賀原発2号機の再稼働が不可欠と説明。電気自動車の充電設備の普及や、製造業で化石燃料を使わない電気加熱の導入も必要とした。
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東京一極集中の是正に向けては「コロナで大都市圏から地方への人の流れができたが、一時的であり定着していない」として北陸の魅力をさらに発信する必要があると指摘した。女性の活躍推進、コロナ後を見据えた観光振興にも意欲を示した。
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北経連の定期総会では、今年度事業計画を承認した。25年度まで5カ年の中期アクションプランに掲げる「スマート・リージョン(地域)北陸」の実現に向け、デジタル人材の育成などを推進する。北陸先端科技大学院大知識科学研究科で初代研究科長を務めた野中郁次郎一橋大名誉教授が特別講演した。役員人事で4月の内定時点から変更となったのは次の各氏。
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副会長 林正博(福井銀行頭取)▽常務理事 北川裕之(北経連)▽常任理事 宮本光明(富山県商工会連合会長)杉野良暁(スギノマシン社長)奥田慎治(NTT西日本北陸事業本部長)漆原健(JR西日本理事金沢支社長)▽退任 伊東忠昭(福井銀行顧問)小林真(北経連)
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