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医療従事者の確保追いつかず!
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政府が7月末までの完了を目指す高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン接種で、東京都内の62区市町村のうち、3割の20自治体で完了が8月までずれ込む見通しであることがわかった。接種を担う医療従事者の確保が追いついていないことが要因とみられる。
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10日に開かれた都と区市町村、医師会によるワクチン接種に関する会議で明らかになった。都は5月7日時点で、全区市町村に接種完了の見通しを確認したという。42自治体は政府目標の通り、7月末までに終えられると回答した。
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都は自治体名を明らかにしていないが、高齢者人口の多い区や市が中心とみられる。都の担当者は「当初、国からのワクチン供給スケジュールが不透明で、医療従事者の確保が遅れた可能性がある」としている。
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