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今の“議員・政党レベル”では期待できない!
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衆参補選が終わってみればスキャンダル多発で野党側の一方的勝利。予想されていたとはいえ、自民党にとっては悔やまれる選挙だ。せめて秋には行われるであろう衆議院総選挙で、与党勢力としては過半数を維持したいのであるが、頼みとする公明党が一時の勢いもなく、自民党アレルギーが学会員の中に根強く残り、頼みの選挙マシーンも老齢化が著しく700万票と言われた党員票も今度の衆院選では600万票に落ちるかもしれない。加えて、変異コロナの収まり方が中途半端なら、自民党が期待するほど票は伸びない恐れがある。公明党は都議選こそ命であり、衆院選の自民応援は二の次だ。
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3月21日に自民党大会が終わり、
衆議院の任期満了は 10月21日
自民党総裁の任期は 9月末
どんなに遅くとも、9月末から10月21日までには衆院選は終わっておきたいところだ。秋までの衆院選までに、都議選とオリンピックが開催される。
東京都議選 6月25日告示 7月4日投開票
オリンピック 7月23日~8月8日
パラリンピック 8月24日~9月5日
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菅首相は、自民党大会で「どんなに遅くとも秋までには総選挙がある。私はその先頭に立って戦い抜く決意だ」と大見得を切ったが、北海道の衆院補選、広島・長野の参院再選で北海道は不戦敗、広島・長野は2敗という結果に終わり、衆院立候補予定者は一様に不安を募らせている。菅政権のコロナ対策の見通しの甘さとコロロな収束の見通しがないこと、コロナワクチンの接種時期が毎回伸びていること、選挙の顔として菅首相で大丈夫なのかという心配、現状を見たら週刊誌、TV、netでの自民党政権の奢りとスキャンダルが切れることなく流され、イメージダウンはあっても、当分の間イメージアップは望めない。
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野党は補選3勝に勢いづき、候補者1本化に向け協議を始めようとしている。協定内容の善し悪しは別として、長野での共産、立憲、国民、連合のギクシャクがあっても羽田次郎は3代続けて当選した。単に政党問題だけでなく「候補者の地盤」すなわち「後援会組織がどれだけしっかりしているか」が分かれ道だということが分かるはずだが、自民党候補者は自分の選挙区・選挙民を本当に大事にしているのだろうか。選挙前のペコペコお辞儀のお願いと、当選後の横柄な態度のギャップが目につく。
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自分の選挙区を大事にし、日頃から後援会組織をおろそかにしているから、いざ土壇場になると公明党を友党とおだてあげて票を当てにする。もともと、公明党は野党だが国会で不足票を取り込むために与党に組みしてから、変な癖が付き、主義主張はさておき「与党なれ」してきたのが今日の公明党である。
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今の菅政権が選挙に勝つのは「コロナワクチンを如何に早く国民の何%に摂取できるか」にかかっている。国民は、コロナワクチンを早く接種することで、気分的にもコロナを制御できるのではないかと思うのだ。いまのところ、接種券は配布されたが、自治体の使うファイザー製ワクチンが何時かかりつけ医に届くのか、めどが立っていない。口先だけの政権に国民は期待するだろうか。
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次回は、自民党があてにしている公明党の票は「提携通り投票」となるのだろうか。について書いてみる。
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