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ファイザー製だったら良かったかも!
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南米ペルーのビスカラ元大統領(58)は4月25日、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。同氏は在任中に臨床試験(治験)段階の中国製ワクチンを「抜け駆け接種」していたことが発覚。国民から激しい批判を浴びていた。
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ビスカラ氏はツイッターで「ウイルスを家に持ち帰らないよう必要な措置を取っていたにもかかわらず、私と妻は検査で陽性反応が出て症状もある」と明かした。同氏は2020年10月、まだ治験中だった中国製ワクチンを特別に入手して家族と共に接種。2021年2月の発覚時、「私は治験対象者だった」と弁解したが、実施機関は否定していた。
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ビスカラ氏は2020年1月に汚職で罷免された。4月11日の国会議員選に出馬。当選が確実視されているが、国会は16日、接種は国民の平等などを定めた憲法に違反するとして、10年間の公職追放を議決している。
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治験だと嘯いて中国製コロナワクチンを接種したが、コロナにかかってしまった。
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中国製コロナワクチンの有効性については、中国疾病予防コントロールセンター(CCDC)の高福主任は、中国製の新型コロナウイルスワクチンの有効性は「高くない」との見方を示した。異なるワクチンの接種との混合を含め防御効果を高める選択肢を検討しているという。
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高氏は1月9日、南西部の成都市で行った記者会見で、「現行ワクチンの防御率は高くない」と述べた。
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解決策として2つの選択肢を提示。一つは投与回数を増やすか、投与量または投与間隔を調整するというもので、もう一つとしては別の技術で開発されたワクチンを混合させる方法が考えられる。
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中国の王毅外相は3月の記者会見で、「これまでに60カ国以上が中国製ワクチンの使用を承認した。中国製ワクチンの安全性と有効性は様々な国によって広く認識されている」と述べたが、中国製ワクチンの有効性が比較的低いと信頼度が低下し、中国の「ワクチン外交」の妨げになる可能性がある。
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民間企業シノバックが開発したワクチンは、ブラジルで行った臨床試験(治験)で有効率がわずか50.4%にとどまった。トルコで行った別の治験では83.5%の有効性だった。国営シノファームが開発した2つのワクチンの有効性は79.4%と72.5%。
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一方、米ファイザー・独ビオンテック連合は97%、米モデルナが開発したワクチンは94%に上る。
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アラブ首長国連邦(UAE)は3月、シノファームのワクチンを2回接種した後も十分な抗体ができなかった住民に対し、3回目の接種を始めた。
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中国製ワクチンの低い有効性に関する高氏の発言がソーシャルメディアで話題になると、中国側はすぐにネット上の議論を検閲し、国営メディアは高氏のインタビュー記事を消した。
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