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公明・山口「都議選前はダメだ」!
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コロナが解散を邪魔をしている!
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菅義偉首相が約5か月ぶりに安倍・前首相と面談したことが永田町で選挙が近いのかと憶測を呼んでいる。菅首相は3月29日午前、衆院議員会館の安倍氏の部屋に出向き、小1時間余人を交えず2人っきりで会談した。
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菅氏は官邸に戻ると、「訪米するので意見交換した」と記者団を煙に巻いたが、「衆院解散についても話したんだろう」(野党幹部)との憶測が一斉に流れた。
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会談中、安倍議員の部屋の周辺に「30人超の記者が詰めかけた」という、安倍氏は菅首相との会談が終わると10分ほどで記者団を振り切って議員会館を離れた。
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会談後、党本部で二階幹事長が記者会見。野党が内閣不信任案を出す動きを牽制し、解散について、
「ただちに解散して立ち向かうべきだという進言を(菅首相に)したいと思います。解散に打って出る覚悟を持っています。私に解散の権限はないが、(野党が)衆議院の解散、総選挙を望むなら、受けて立ちます」
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5月23日総選挙説】
4月中にデジタル庁法成立させ、28日(水)or30日(金)に衆議院解散に持って行けるかが焦点。
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デジタル改革関連法案は4月6日、衆院本会議で与党などの賛成多数で可決し、同法案は14日の参院本会議で審議入りした。会期は令和3年6月16日までの150日間。
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菅首相は、4月15日から18日の間、バイデン米大統領と内外情勢
(台湾、中国問題)を含め種々話したはずだが、外交音痴が諸に出て十分な成果とは言えず、日米の課題に温度差がみられた。
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初の訪米で外交のお土産を披露するはずが、コロナ患者の対応策もままならず、ファイザー社のワクチン輸入の念押ししかできななかった。根暗の両首脳の会談に華やかさを求めるのが無理なのかも。
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成果としては何もないなか、コロナ変異型は勢いを増し、5月23日の投票という日程は強行できなくなった。当初から都議選(6月25日告示、7月4日投開票)前の総選挙に反対していた公明党はホット一安心だろう。
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7月の都議選後の総裁選は2020年9月16日。
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10月の衆院任期満了の前にあくまで自分の手で解散する姿勢を表現していたが、訪米中の同行記者団の取材に、野党が内閣不信任決議案を提出した場合は「基本的には(衆院)解散の大義になる」と述べたが、コロナで支持を落としている最中に、選挙よりも「国民の一番の関心は新型コロナ(対策)で、早く安心できる生活を取り戻すことを優先に考える」と述べるにとどめ、続投についての質問にも「解散して勝たなければ(政権は)続かないわけだから、いろんな条件がある」と時期をぼかした。
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菅首相と二階官房長官の間に軋みが出たが、二階氏の方から「次の総理、総裁も菅氏だ」と声を出し始めた。いまの自民党内で、菅氏代わる首相候補がいないという証明だろう。菅氏に代わる候補が他派閥の推挙で選出されたとき、二階派がどのように関わろうと幹事長ポストは無くなるということだ。
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4月25日投開票の参院広島再選挙、参院長野補選、衆院北海道2区補選(自民・不戦敗)、全敗か・1勝1敗か、今後の選挙にも大きな影響を与える。
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いずれにしても、衆議院総選挙はやってくる。選挙の顔は誰にするのか。菅氏ではポスター映えがせず、応援弁士にも程遠い。
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コロナを抑え切れれば国民の支持の目も出てくる。任期満了までの間、まだ幾つもの山や谷がある。
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