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党員投票「結果関せず」!
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自民分裂の様相を示し始めた次期衆院選福岡5区で、現職の原田義昭前環境相(76)は記者会見を開き、自民党福岡県連が候補者一本化に向け検討している党員投票が行われても、投票結果に関係なく立候補する考えを明らかにした。
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福岡5区の自民では、新人で前県議会議長の栗原渉県議(55)も立候補の意向を示しており、県連は党員投票を提案している。
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原田氏は会見で「気力も体力も充実している。次の選挙でも断固として当選を果たす」と出馬への強い意欲を表明。党員投票に関しては「いいも悪いもない。止める立場にない」と述べる一方で、県連が自身を公認候補として党本部に推薦しない場合でも「5区総支部長として党本部に公認申請を出す」との考えを示した。
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県連は同日、福岡市内で執行部会を開き、原田、栗原両氏による協議の場を近く設けることを決定。県連幹部も協議に立ち会って打開策を探りたい考えで、県連の原口剣生会長は「お互いの意見を聞いた中で物事を進めたい」と述べた。
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