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現在の感染力は「最初の10倍」!
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中国やアメリカでは次々と新しい株が発見!
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6月21日、新型コロナウイルスの感染力は「最初の10倍」であることが判明したとの記事が出ている。
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ロックダウンや緊急事態宣言下などでの新型コロナウイルスへの「対策」の数々の名目のひとつは、「感染拡大の速度を抑える」というのが目的であったはず。確かに、感染拡大の速度を鈍らせた面は証明できるが、緊急事態宣言を解除した後は、第2波と言われる感染拡大が起こり7月末をピークとして感染は減少傾向にあると政府も発表。
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日本の拡大が緩やかなカーブなのは、政府、各自治体が3蜜に対する徹底したPRと国民の従順さが寄与しているともいえる。欧米では、外出時にはマスクをと法で定めただけで「猛烈な反対デモ」が起きる始末だ。世界の新たな感染確認数は「収拾がつかなくなっている」状態と表現されているが時事だ。
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なぜ感染拡大が続いているのだろうか。海外報道では、「次々と新型コロナウイルスの新しい株が出現している」というのだ、新しい株の新型コロナウイルスが出続けているのが現状のようだ。
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新型コロナウイルスは14日に1回の割合で変異を起こすと言われる、中国やイタリアに登場してから、1年間で 25.9カ所の塩基の変異が起きており、この新型コロナに感染しても悪化せずに収まるが、抗体も消え、再度新型コロナの検査で陽性になるという現象は、変異しているからなのであろう。
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現在の新型コロナウイルスの優性型は、元の株より「10倍」感染力が高いことが研究により判明したとある。
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アメリカ北西部の医師たちによると、シカゴはさまざまな種類のコロナウイルスの「るつぼ」となっているという。シカゴで、中国での初期の発生から直接関連していると思われる独自の COVID-19 新型コロナウイルス株があることを発見したとニュースリリースで述べた。シカゴの新型コロナウイルス患者からは、別の亜種が発見されており、これは世界中で優勢な亜種であり、アメリカではニューヨークに集中している株だ。この株は、シカゴで多いものよりも上気道でより多くのウイルスを生成する。(6月18日NBCニュース)
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中国疾病対策予防センター(中国 CDC )の疫学者によると、ウイルスの遺伝子解析の予備的な結果から、今回の北京のウイルス株は、中国内で広く流行しているタイプとは異なるウイルスであることが明らかになったとし、新しい株の新型コロナウイルスは、中国に輸入されたサケの販売者が使用していた市場の「まな板」から検出された。
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【感染力が10倍高い新型コロナ変異株検出・マレーシア】
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マレーシア保健省(MOH)は8月17日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から12人増えて9,212人になったと発表した。
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ノール事務次官によるとマレーシアで、感染力が10倍高い新型コロナの変異株「D614G」が検出された。国内のD614Gは▽ケダ州のシバガンガイ・クラスタ(インドのシバガンガイからの帰国者が関連)から3人▽ジョホール州のウル・ティラム・クラスタ(フィリピンからの帰国者が関連)から1人ーーの計4人から確認された。
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ノール事務次官は、既存のワクチンがD614Gに無効である可能性があるとし、標準運用手順(SOP)の順守を徹底するよう改めて国民に呼びかけた。
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新規感染者のうち2人がシリア、フィリピンからの入国者。残り10人はケダ州(6人)、ペナン州(3人)、セランゴール州(1人)で感染した。新たに17人が退院し治癒者数は8,876人に増加した。死者数は18日連続ゼロで、125人を維持した。
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【感染力強い・新型コロナ変異株:インドネシアで!】
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インドネシア・ジャカルタのエイクマン分子生物研究所は8月30日、新型コロナウイルスで、より感染力のある変異株が国内で見つかったと明らかにした。
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ヘラワティ・スドヨ副所長はロイターに対し、同研究所が収集した検体の遺伝子配列データから、「まだ比較的軽めだが感染力のある」変異株が発見されたと語った。これが最近の同国での感染急増の背景にあるのかを判断するには、もっと研究が必要になるとも述べた。
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今回の変異株は2月に世界保健機関(WHO)が確認したタイプで、欧州や米州で既に広がっており、さらにインドネシア隣国のシンガポールやマレーシアでも見つかっている。
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インドネシア大学の伝染病専門家、Syahrizal Syarif氏は、自身のモデルに基づくと、年末までに国内の累計感染者数が50万人に拡大する可能性があると指摘し、警戒を怠らないよう呼び掛けた。
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日本政府のコロナ対策は「3蜜」を中心とした個々人に注意を促す内容であるが、新型コロナウイルスの特異性を国民にも十分説明し、ウイルス関連のワクチンが開発されるまでは、現在の「3蜜」を守ることが最良の対策だと説明すべきではないのか。
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