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宅地開発を巡り200万円を脅し取ろうとしたなどとして、三重県警組織犯罪対策課と桑名署は6月23日、恐喝未遂と強要未遂の疑いで、桑員河川漁業協同組合の組合長川崎幸治容疑者(61)を逮捕した。
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逮捕容疑では、2018年11月~19年4月、同県東員町にある漁協事務所で3度にわたり、宅地開発の話し合いに訪れた同県四日市市内の不動産会社社長に「寄付さえしてもらえたら少しのことは目をつぶる」などと200万円を求めたほか、自身が働く建設会社を下請けに入れるよう要求したなどとされる。
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県警によると、「弁護士が来てから話をする」と認否を留保している。不動産会社が被害届を出していた。
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不動産会社は桑名市内の竹林で宅地開発を計画。開発の影響を受ける河川が、この漁協が管轄する員弁川とつながっているという。
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