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2019年8月入札・予算超過で不調!
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2020年1月再入札・低入札で審議!
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いづれも鹿島・笹川JV!
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2020年1月17日に再入札が行われた陸上競技場再入札は、第1回目の予算超過入札額より、低い価格で落札された。2回目の落札結果だけを見るなら「叩きか」で終わるが、経過を見ていくと腑に落ちないところが出てくる。
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まず、入札の概略を覗くと。
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滋賀県金亀公園第1種陸上競技場新築工事入札、落札者は芝居がかった鹿島建設・笹川組JVであったが、2019年8月20日の入札では1回目が応札4JVのうち3JVは予定価格超過、1JVは辞退。同日2回目の入札h3JVが辞退、鹿島建設・笹川組JVが97億3000万円(税別)で応札したが予定額をオーバーで入札は成立せず。
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2019年10月18日再公告し、入札・開札は2020年1月17日とした。2月20日滋賀県は入札結果を発表した。
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応札は奥村・桑原JVと鹿島・笹川組JVの2者で、入札価格は奥村組JBは95億2000万円、鹿島JVは89億6000万円で鹿島JVが落札者として決定した。
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2月21日現在の滋賀県公共工事入札情報で、鹿島JVの落札結果は閲覧できても、「令和元年度 第15号(仮称)金亀公園第1種陸上競技場新築工事にかかる入札結果について(令和元年8月20日)」については、ページが見つかりませんでした(滋賀県ホームページ)という案内が出るだけで、中身を見せたくないようだ。
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この事実を見て頂いて、次回は「3月中の県議会の最終日23日に承認」という段取りのようだが、2019年8月20日の入札から約半年、工事費も追加したが8月入札時の価格よりも下げた落札は、納得がいく話なのだろうか。
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低入札を認めないのは、工事の品質低下を防ぐ狙いがあるのに、県当局は「どうぞ、手抜きをしてください」というのか。
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つづく