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イスラエルを「核保有国」と表現!
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イスラエルのネタニヤフ首相は1月5日、同国を核保有国と表現した後、照れたしぐさで訂正した。失言だったとみられる。
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イスラエルは核兵器を保有していると広く信じられているが、この問題で肯定も否定もしない曖昧政策を取り続けている。
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ネタニヤフ首相は閣議で、ギリシャとキプロスとの海底ガスパイプライン事業に関する準備原稿をヘブライ語で読んでいた際、「このプロジェクトの重要な点は、イスラエルを核保有国にすることだ」と述べ、その直後に「エネルギー大国」と訂正した。
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首相は一瞬間を置いた後、微笑んで誤りを認めた。首相が失言するのはまれで、ソーシャルメディアですぐに拡散した。
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長崎大学核兵器廃絶研究センターが2019年6月1日現在として発表した「イスラエルの核戦力一覧」によると、核弾頭保有数は80、内訳は地上発射暖冬ミサイル50、航空機搭載爆弾30としている。
内訳は以下の表を参照。
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2019年5月8日、ネタニヤフ・イスラエル首相、「イスラエルはイランの核保有を容認せず」と発言。ネタニヤフ首相は自身が出席した行事で、イランのハサン・ロウハニ大統領が2015年に締結した核合意に関し行った発表についての記者団の質問に答えた。
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イランミサイル
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イスラエル迎撃
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短い発言の中でネタニヤフ首相は、
「イスラエルはイランの核保有を容認しない。我々を殺害しようとする者と戦い続ける」と述べた。
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ロウハニ大統領は、アメリカの核合意からの脱退後1年目にちなんで今朝(5月8日)発表を行い、核合意におけるイランの利益が守られなければ高まったウランのレベルを60日以内に引き上げると警告した。
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アメリカのドナルド・トランプ大統領は、2018年5月8日に、イランと国連安全保障理事会の常任理事国5か国(アメリカ、中国、ロシア、フランス、イギリス、ドイツ)との間で2015年に締結された核合意から脱退したことを発表している。
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2019年12月07日、イラン外相が、イスラエルの核保有に対する西側諸国の沈黙を非難。イランのザリーフ外相が、シオニスト政権イスラエルによる核弾頭搭載可能なミサイル実験を指摘し、西アジア唯一の核兵器保有政権であるイスラエルに沈黙を守っているとして、欧米諸国を非難した。
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イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は6日金曜夜、ツイッターでイスラエルがイランを標的としたミサイル1発の発射実験を行ったことに言及し、「英独仏および米国は、本格的な核弾頭の搭載を目的に設計された兵器で武装する、西アジア唯一の核兵器保有政権を非難することはない。しかし、イランの標準的かつ防衛用の兵器には過剰に反応している」と述べた。
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イスラエルのメディアは6日、イスラエルの治安機関が5日夜に核弾頭搭載可能な長距離地対地ミサイル1発の発射実験を行ったことを報じた。
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イスラエルのミサイル発射実験
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イスラエルは自身のミサイル発射実験を尻目に、常にイランのミサイル発射実験には抗議しイランへの制裁を要求している。
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しかし、イランのミサイル実験はいずれも核合意に関する国連安保理決議には違反していない。
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世界的に権威のある情報機関は、イスラエルがおよそ80~400発の核弾頭を保有していると分析している。
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イスラエルは、自らの違法な核施設に対する査察を受け入れないだけでなく、NPT核兵器不拡散条約にも加盟していない。
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ここに厄介な人物が将来には核を保有するという意思を表明した大統領が現れた。それは、トルコのエルドアン大統領。
2019年9月5日、大統領は、自国の核兵器保有が国際的に認められないのは「受け入れられない」と述べた。将来の核保有の可能性を示唆した。トルコがこれまで本格的な核兵器開発を進めてきた事実は確認されていない。エルドアン氏の本意は明らかでないが、声明はイスラエルの核保有への非難を含む。
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トルコが実際に核保有を目指すかどうかには言及しなかったが、イスラエルは公には認めていないが、複数の核爆弾を保有する事実上の核保有国だと国際社会で理解されている。パキスタンを除けば、中東で核兵器を保有するとみられる国はイスラエルだけだ。
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核兵器はトルコ南部にある米軍のインジルリク空軍基地に配備されているが、トルコ軍は保有していない。これまで核保有に向け研究開発を進めたり、購入について国内で議論したりといった動きは知られていない。
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原子力開発は平和利用が目的だと表明し、2018年にはロシア国営原子力企業が手掛けるトルコ初の原子力発電所が着工した。これで核の原料となるプルトニュームに手を出せることになる。
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