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北の「クリスマスプレゼント」には報復!
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米太平洋空軍のブラウン司令官は12月17日、ワシントンで記者団に対し、北朝鮮が一方的に年末と定めた非核化交渉の期限までに米側が譲歩しなければ、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射すると予想していることを明らかにした。
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北朝鮮は米側の譲歩がなければ「クリスマスプレゼント」を贈ると主張しており、協議の停滞で緊張が高まることが懸念されている。
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17日、複数の米メディアが報じた。ブラウン氏は北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射する時期について、クリスマスイブ(24日)▽クリスマス(25日)▽年明け――を予想。ただし、「北朝鮮は(長距離弾道ミサイル発射の)モラトリアム(一時停止)を撤回するだけで、すぐに何も起こらない可能性もある」とも語った。
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米国は11日、北朝鮮が年明けにも実施するとほのめかしている大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を実行に移した場合、報いを受けることになると警告する一方、非核化協議にとどまるならば、柔軟に応じる用意があると述べた。
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北朝鮮は、3回にわたる米朝首脳会談を行ったにもかかわらず制裁が緩和されないことにいら立っており、年内に米国側の譲歩がなければ、不吉な「クリスマスプレゼント」を贈ると示唆していた。
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議長国を務める米国の要請で開かれた国連安全保障理事会の北朝鮮問題をめぐる会合で、米国のケリー・クラフト国連(UN)大使は、北朝鮮が「米本土を核攻撃するために設計された」ICBMの発射実験を行うとほのめかしていることへの懸念を表明した。
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クラフト氏は、「ミサイル実験と核実験は、DPRK(朝鮮民主主義人民共和国)の安全保障環境の改善にはつながらない」「DPRKがこれ以上の敵対行為や脅迫をやめ、米国と向き合うという英断を下すと信じている」と述べ、敵対行為や脅迫を続けるなら「安保理は相応の対応を取る準備をせざるを得ない」として、制裁強化をほのめかした。
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クラフト氏は、「はっきりさせておくが、米国と安保理は目標を持っているが、期限は設定していない」と述べ、北朝鮮が求める年内の打開策の提示には応じない構えを示す一方、「この問題に柔軟に対応する用意がある」と述べ、非核化協議を継続する意思も示した。
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