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20年の見通し・1.8%から1.7%に下方修正!
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10月9日、世界銀行は、2019年のロシアの国内総生産(GDP)伸び率見通しを、従来の1.2%から1.0%に引き下げた。18年は2.3%で、6年ぶりの高水準だった。
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下方修正は今年4度目。ロシア中央銀行の見通しは9月0.8-1.3%に引き下げられており、世銀の見通しはこれに近づいた形だ。
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世銀は20年の見通しについても、従来の1.8%から1.7%に下方修正した。
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世銀は欧州と中央アジアに関するリポートで、「(ロシアの)景気減速は複数の要因に起因しており、経済制裁が続いている状況によって悪化している」と述べた。
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その上で「成長が予想以上に鈍化した場合、貿易や金融でロシアと緊密な関係を維持している中欧や東欧、南部コーカサスに波及する恐れがある」と分析した。
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