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価格は約22万円!
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アプリで癌を発見・医療に革命をもたらすか!
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医師のジョン・マーティン氏はスマホを使った画像診断装置で、自らの舌の付け根にあった癌と、頸部の転移性腫瘍を発見した。
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このIQ超音波装置を開発した会社の最高医療責任者であるマーティン氏は、これが医療を身近にする、革命的な装置になりうると話す。
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「首に小さなしこりがあるのに気づいたが、多くの医者同様、無視しようとしていた」とマーティン氏。「だが自分の手元に画像システムがあるのに気づき、試しに使ってみた。それを自分の首に当てて、スマホの画面を見てみると、癌が写っていた。こうして私はスマホで癌を発見した初めての患者になった。」
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この装置は、スマホアプリと連動する世界初の携帯型全身超音波システムであり、医療画像診断を手頃な価格で利用できるようにするものだという。
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「これはもはや医療機器ではなく、時間を征するタイムマシンだ。私はあっという間に癌を発見し、早期治療が受けられた。(マーティン氏)」
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世界保健機関 (WHO)によると、世界の人口の半分から3分の2が、画像検査を受けることができない。
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2018年の発売以来、米国では多くの医師がこの装置を利用している。英中部ノーザンプトン総合病院のジョニー・ウィルキンソン医師も、この装置を利用する医師の1人だ。
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「急を要する患者に、従来型の画像診断を用意するのはかなり大変だ。だがこれなら、ポケットからスマホを出して装置につなぐだけで画像診断ができる。まさに革命的だ。(ウィルキンソン医師)」
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この装置の価格は約22万円で、従来型機器の20分の1以下だ。将来的には、拡張現実(AR)を用いて機能をさらに強化するという。
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超音波機器を半導体製造工場で作ることで、より安価で汎用性の高いものになるという。同社はこの装置を今年中に1999ドルで発売する計画であり、これは市場に出回っているどのモデルよりもはるかに安価なものとなる。
「個人が購入できるようなものになると考えています」とマーティンCMOはいう。「これがあれば、ベッドサイドでさまざまな診断ができるようになります。ポケットから取り出して全身をスキャンできるのです」。
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日本でも、GEヘルスケア・ジャパンやコニカミノルタが販売している。
コニカミノルタのSONIMAGE P3」は、重さがわずか約390g、ディスプレイユニットの大きさが11.5cm(縦)×6.8cm(横)という軽量・コンパクトな携帯型超音波画像診断装置。
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携帯性に優れているため、検査室以外に、在宅医療や災害現場などの様々な場所で使用することができる。
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超音波画像診断装置は、体内臓器の形態や動きを観察できるほか、内臓出血や腹水、胸水の有無、血管の様子などを確認することができるため、携帯可能な本機は災害現場といった救急医療の分野での活用も期待できるという。
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GEの汎用超音波画像診断装置は、98万円(税別)であるようだ。
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医療機器はまさに日進月歩だ。
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