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国対委員長に安住淳!
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紆余曲折を経て旧民主党の立憲民主党と国民民主党が統一会派を組んだ。言ってみれば、先祖帰りをしたようなものである。旧左派と中間・右派が数を求め、主義主張を一時棚上げした。
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先の参院選で、れいわ新撰組に食われ、目標20人当選目標が17人と振るわなかった。比例票で300万票減、れいわは228万票と日の出の勢い。衆院選では100人擁立すると山本太郎代表は豪語する。
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立憲民主党は統一会派から合併(国民民主党を吸収)を視野に、数でれいわ新撰組を提携に引き込もうとしているが、思惑通り行くだろうか。
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統一会派の国対委員長には、無所属から立憲民主党に入党した安住淳が立憲の国対委員長に就任し、統一会派の国対委員長も兼務する。立憲の国対委員長だった辻元清美は役不足でお払い箱となり、幹事長代行・団体交流委員長に収まった。
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幹事長は福山哲郎がそのまま就任している。幹事長部局には、幹事長代理に石橋通宏、幹事長特別補佐に小川淳也、筆頭副幹事長に青柳陽一郎、副幹事長に有田良生、高井崇志、真山勇一、宮沢由佳の4人、幹事長補佐に山本和嘉子、宮川伸、道下大樹の3人と幹事長と名のつく者は沢山いる。幹事長の安売りだ。
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旧民主党の分裂以来、烏合衆参の繰り返しだが、ようやく泥水が塊を作り出した様相を見せ始めた。
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左派系偏重の代表格・辻元清美は、やはり一匹狼が似合う。一番似合うのは、宣伝部局アジ委員長という新設部局を作り就任させるのが良いのではないか。
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