北帰行・望郷の念に固まった思考回路!
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本人に取っては思考の範囲内!
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韓国の最高裁が戦時中の徴用工の問題で日本企業に賠償を命じた事を発端に、7月初旬、韓国向け半導体素材3品目の輸出管理厳格化を発動し、8月2日には、貿易上の優遇措置を適用する「グループA(『ホワイト国』から改称)」から韓国を除外する政令改正を閣議決定した。
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韓国も同様の措置を発し、遂には「韓国が、まさかのGSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄」に及び米国も同盟の危機を心配する始末。
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日韓のマスコミや評論家、西欧のマスコミだけでなく「中露北朝鮮も日韓の対立に注目」している。
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今の韓国政府はどうなっているのか、各種報道は色々書いているが、書く側と読む側が「なぜ、どうして」という一部分について、明快な書き方をしているものがない。現象面が変わるたびに「記事内容が変わる」からである。
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7月23日発売のNEWSWEEKに“「反日大統領、文在寅の論理を読み解く”という特集記事の中に、歴史や貿易問題で日本との対決を厭わず自国経済と国民を窮地に追い込むリベラル派大統領の知られざる経歴と思考回路(五味洋治・東京新聞論説委員)という記事が出ている。
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文在寅大統領の生い立ちは各種書物で知っての通り、両親は北朝鮮・興南(フンナム)出身。1950年の朝鮮戦争の最中に父親が共産主義を嫌って韓国側に避難した。こうした家庭の背景が南北関係への強い関心につながっている、とみられている。
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日韓関係がここまで悪化する原因は、15年に朴槿恵政権が日本政府との間で結んだ慰安婦問題に関する合意を事実上取り消し、日本政府の拠出金で設立した「和解・癒やし財団を7月はじめに一方的に解散した。
そして18年10月に徴用工をめぐり日本の企業に賠償を命じる韓国最高裁の判決が出たが、事実上放棄して事態を悪化させた。
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ここから、重要掲載部分に入る。
文政権は、韓国で言う「86世代」で構成されている。60年代に生まれ、80年代に大学生として民主化学生運動に参加した人たちを指す言葉だ。
軍事独裁政権の抑圧的雰囲気の中で大学生活を送った後、民主化宣言を経験。88年のオリンピックも目の当たりにした。韓国の民主化と高度介在成長を実際に体験している世代だ。
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彼らは自分たちが若かった時代に実現できなかった理想的な国家像を追い求める傾向がある。86世代の共通項と言ってよい。
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彼らの大きな目標の一つが南北和解と、将来の南北統一だ。文は大統領当選前に出版した対談集「大韓民国が問う」の中で、南北統一が実現したら「北朝鮮に行って、弁護士活動をし、そこで人生を全うしたいと考えていた」と語っている。北朝鮮の住民を救いたいという強い使命感を持っているのだ。
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この対談宗の中に、内政で取り組みたいことも出ている。「最も強烈に実現したいのは、政治の主流勢力を交代させることだ」。大統領当選後、文は度々「親日を精算し、独立運動にしっかり礼を尽くすことが、民族の精気を正しく立て直し、正義のある国に進む始まりだ」とも語っている。
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文政権が発足して間もなく「積弊精算」と呼ばれる、「表向きは、これまで積み重なってきた不正、腐敗を摘発する」という動きを本格化させた。
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文政権になってから、朴槿恵(パククネ)政権で国政を混乱させた責任者「積弊精算」として次々処罰され、その範囲は検察や司法、軍にも広がっている。この行動は、文が歴史を正すためと考え、日本政府が繰り返し対応を求めても徴用工判決問題は「司法の判断を尊重する」として動かず、事態がこじれて行ったのはそのためだ。
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安倍政権の輸出管理見直しについて、日本国民の多くは自由貿易体制に反すると受け止めながら、韓国への強硬姿勢を支持している。
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今の韓国では、非は日本にあるとしても国益を守るために文政権は関係改善に動きべきだ。
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以上が部分記事の内容である。
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全文の中の一部分であるが、文在寅大統領個人の思想と政権内の思想同調者が「現在の日韓対決を構成している」とみるが、来年の大統領選までこの対決姿勢が続くのか、日米韓安保体制を瓦解させても「北朝鮮との和解・統一に走る」のか。国民を意思を反日に向けさせ、そのすきに「南北統一に向かう道を辿るのか」。北と南の政治体制を無視し統一走っても、北朝鮮の経済向上にどれだけの資金を必要とするのか、何も語らないが、金正恩に媚びることが統一への道だと思っているなら、大変なことが起きるだろう。統一どころではなく、属国となる危険性をはらんでいるが、文在寅は何も感じていないだろう。本人は、北朝鮮人だと思っているのではないか。父母の出身地北朝鮮へ帰りたい「望郷の念」で現在の韓国政権を運営しているのだろう。
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文在寅が政権にある以上、対日、対北政策は変わらない。今後、何が起きても奇異に感じることはなく、キム委員長の配下の文在寅として見るなら、よく理解できるだろう。文の思考回路は、北帰行なのだから。
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