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基準超の鉛やヒ素含む資材使用か!
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70億円の撤去費用負担!
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群馬県安中市にある亜鉛の製錬所から出た国の環境基準を超える鉛やヒ素が含まれた金属製のくずが転売されて住宅の庭などの砂利として使われていたことが分かり、製錬所を運営している会社は住民などに謝罪するとともに、回収や撤去を進めることにしています。
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有害スラグ製品を出荷していたのは金属メーカー・東邦亜鉛・安中製錬所(群馬・安中市)。
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東邦亜鉛によると金属を製錬する際にできる「スラグ」と呼ばれる製品で環境基準を超える鉛やヒ素を含む製品が砂利や舗装資材として販売されていた。道路の舗装の材料として使う条件で複数の土建業者に販売していましたが、この中には、土壌汚染対策法で定められた環境基準の最大でおよそ100倍の鉛や数倍程度のヒ素が含まれていたという。
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2016年4月から出荷を停止しているが群馬県内の公園や住宅の庭などで使用されている可能性がある。会社側は情報提供を呼びかけ、除去が必要な場合は回収、撤去を進める方針。
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会社が内部調査を行ったところ、このうち、別の建設会社に転売された「スラグ」が県内の住宅の庭や公園の駐車場など、少なくとも数十か所に砂利として使われていたことが分かったということで、会社は、ホームページで住民などに謝罪するとともに、およそ70億円かけて回収や撤去を進めることにしています。
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環境基準を大きく超える有害物質を含む金属片「スラグ」が、群馬県内の住宅などに使われていた。健康被害や撤去費用の負担を巡り、住民や関係者に不安が広がっている。
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「使用された場所の数がよく分からない」。東証1部上場の「東邦亜鉛」の安中製錬所(群馬県安中市)からスラグを購入した同県高崎市の建設会社社長は、こう言って声を落とした。東邦亜鉛からは当時、有害物質の説明は受けていなかったという。
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この建設会社は公園などの工事に利用した数十カ所のスラグを撤去中だ。
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