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米やバングラは洪水被害!
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世界気象機関(WMO)は7月12日、6月以降、ロシア・シベリアなどの北極圏で記録的高温となり山火事が多発、一方で米国やバングラデシュでは洪水となるなど世界各地で異常気象が相次いでいると発表した。欧州やインドなども熱波に襲われており、WMOは「地球温暖化による高温や降水パターンの変化が、山火事増加や夏の長期化をもたらしている」と分析している。
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日本でも毎年のように豪雨被害が起きており、引き続き警戒が必要だ。
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WMOによると、地中海から北極圏まで異例の高温と乾燥状態となっており、シベリアでは6月の平均気温が1981年から2010年の平均より約10度高かった。米アラスカ州でも観測史上、2番目に暑い6月となり、7月4日には32度を記録した。フランス南部でも6月28日、同国本土の観測史上最高となる45.9度に達した。
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高温の影響もあり、北極圏では6月初めから大規模な山火事が百件以上発生。6月だけで5千万トンの二酸化炭素(CO2)を排出、スウェ
ーデンの年間排出量とほぼ同じとなった。北半球では5~10月の山火事はよくあるが、これほどの高緯度で発生し規模の大きな山火事は異例だとしている。
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米国では春ごろから全国的に降水量が多く、中西部や南部などが洪水被害に見舞われ死者も出た。バングラデシュでは7月上旬からモ
ンスーンによる大雨で洪水となり、ミャンマーから逃れてきたイスラム教徒少数民族ロヒンギャの難民キャンプも被災した。
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