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情報公開・再請求!
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第2回目までは、愛媛県に対し「愛媛県民文化会館・電気工事入札」で起きた入札の中止は、粗雑工事と断定し「職員と設計事務所にペナルティを科したのであるが、中村知事は「本当に正義を振りかぶり断を下したのであろうか?」疑問符が付く裁定である。
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6月26日、県副知事および土木部長に対し発送した“通知文”のコピーを県議会事務局および県議会議員(建設委員会議員を含む)の方々にも添付メール、FAXにて送付した。
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県議会の議員、担当部長、副知事2人に対し質問的内容を含んだ“通知書”を出したが、本稿を書いている現在どこからも返答はない。
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7月4日には日経xTECH(クロステック)がWEB版で「愛媛県の入札について、県の言い分と設計事務所の言い分を載せていた」が、設計事務所は日経xTECH(クロステック)の取材に対し状況説明を断ったのか、十分な内容が載っておらず愛媛県の言い分だけが掲載されていた。このWEB版を読んだ読者は「県の言い分が正しいと判断」したかもしれない。
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本紙がこの問題に疑問を持ったのは、先にも書いたが、この工事は文化会館の全面改修工事であり、発注主の愛媛県と協議もせずに設計事務所が図面を引くことはないし、部分的にでも既存のまま使用なのか、改修なのか、新設なのかはそれぞれの担当部署と協議の上、設計内容を確認し図面化するものである。
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図面ができあがり納品し、入札に回る時点で「予算の関係で入札から除外されたり、追加されたり或いは別途発注する」場合には、担当部署から設計事務所に対し図面の一部変更を要求され、訂正後の図面や特記仕様書に基づき入札に付されるはずだ。本紙は、県が発表した粗雑工事という内容が何を意味するのか理解しがたい。言い換えるなら、県の無理難題を指示通り変更しなかったから、粗雑工事という名に基づき「処断を下した」のではないか。
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県が指示した通りの仕事をしていないと表現しているが、改修工事の図面は各部署の検収を受け受領したはずである。それが、そのまま入札に回されたなら、今回の問題が発生したのか、予算の関係で部分的に既存改修から外されたのか、メーカー3社から見積徴収とするところ1社しか取っていなかった、と県は発表しているが、県の電気設備担当者と設計事務所が打ち合わせなしで入札に回すはずがない。
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なぜなら、この改修工事は、10項目の入札に別れ、それぞれ落札されており、メインホールの客席客席と調光卓に関する部分以外は、すべて順調に落札されているのだ。
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文化会館の各入札内容を掲載する。
県民文化会館入札・工事種目別
01.H30.12.03 12号の1 メインホール舞台機構設備改修
02.H31.01.11 12号の2 サブホール舞台機構設備改修
03.H31.01.29 12号の3 文化会館内装外装改修
04.H31.02.27 12号の4 入札中止 客席照明改修外電気設備
R01.06.03 12号の4 再入札
05.H31.01.18 12号の5  空調熱源設備改修
06.H31,01.18 12号の6  中央監視制御設備改修
07.H31.02.20 12号の7 トイレ増設衛生設備
08.H31.03.07 12号の8 特定天井落下防止処置
09.H31.02.27 12号の9 会議室照明改修外電気設備
10.H31.03.27 12号の10   空調熱源設備改修外電気設備
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改修10工事の内、12号の4だけが粗雑工事扱いとなった。
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県より、情報公開の内容について、一部mail回答がきたので、掲載する。回答分の中に「入札業者の1社から電灯が点かない」という指摘が出た一部分が見えてきたようだ。
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