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開札6月14日だが・落札者は決まっている!
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総合評価落札(技術提案型)は名ばかり!
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長崎市は4月23日「長崎市新庁舎建設建築工事」の制限付一般競争入札の公告がでた。入札参加申請は2週間前の5月15日に締め切られた。応札は3JVと見られる。
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予定価格は142億1228万2000円(税別)で地下1階、地上19階。
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資格要件は、
・3者JVで、代表構成員の総合数値は1000点以上。
・中崎市建設工事等入札参加資格者名簿(建設工事)に登録がある事。
・代表構成員は特定建設業の許可を有すること。
・他の構成員は、長崎市内に本店を有するもので、特定建設業の許可を持ち、総合数値が1000点以上であること。
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開札は、6月14日。
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総合評価落札方式(技術提案型)を採用。
価格、配置予定技術者の能力、企業の施工能力、地域貢献及び技術提案をもって入札に参加し、評価値の最も高い者を落札者とする。
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詳細は公告を読めば判るが、総合評価でありながら低入札価格を採用し、「低入札価格=予定価格(14,212,282,000円)×0.85=12,080,439円」と公表している。この金額より安いと価格点は0点となり、落札は無理だ。
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応札グループは、大成建設グループ、鹿島建設グループ、清水建設グループの3JVであり、鹿島建設グループが落札する。巷間囁かれている毒饅頭が効いているとい話も、あながち嘘とは言えないだろう。
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鹿島グループのメンバーは、鹿島・上滝・谷川JVの地元最強メンバーに鹿島が乗っかった図式である。長崎もこの図式を応援しての入札だ。
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