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50年ほど前はゴミ処理場として使用!
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現地に仮り置き・県外の宮崎県で処理予定!
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沖縄市が計画を進める1万人規模の多目的アリーナ建設地で、大量の廃棄物が混じった土砂が見つかっていた。
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担当部署の職員は、廃棄物が混じった土砂の調査を進めているとした上で「中間報告では土砂から環境基準を超えるものはなかった」と説明している。
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3月20日、市議会議員を集めた説明会を開き、撤去費用12億6266万円を加えた補正予算を2月定例会に提案するとした。
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廃棄物が混じった土砂は2018年10~11月、建設予定地の東から北側にかけて工事を進める際に、地表1~7mの層で見つかった。材木や燃えかすなどが混じった土砂は計1万3500m3にも及ぶ。市はこれまで県とともに処理方法について検討してきたという。市は建設地が1970年以前にごみ処理場所として使用されていたという資料が残っていることから「市内で出たごみだろうと理解している」とした。
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一方、市議の一部からは、アリーナ建設予定地近隣の市サッカー場跡地(現・駐車場)から米軍が廃棄したドラム缶が大量に発見されたことなどを踏まえ「最終報告があるまで、完全に安全なものだとは言えない」など安全性への懸念の声が出た。
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土砂は現在、建設予定地に仮り置きされている。大量の土砂のため、県内で処理できる施設が見つからず、宮崎県で処理される予定だ。アリーナ事業は防衛省の「再編推進事業補助金」を活用しており、市は撤去費用を含めた事業変更計画を15日に提出し、19日付で承認された。
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アリーナ建設事業には、防衛省の「再編推進事業補助金」が使われている。防衛省によると、廃棄物処理の必要性が生じたことに伴い、市側から事業計画の変更申請が出され、19日に変更を認めたという。防衛省の担当者は「変更はやむを得ないと判断した」と話した。供用開始は20年9月を予定。
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市は廃棄物が見つかった現場について旧コザ市時代のごみ処理場だったと説明。基礎土にガラス片や焼却灰などが混じっている土が見つかった。
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2018年12月に廃棄物に関する省令に基づきごみが混じった土などの調査を実施。想定した基準値内だった。処理費は12億6266万円と説明。それに伴い、工事請負業者との建設工事に関する請負金額も146億8800万円から159億5066万円に変更となった。
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